連日35度前後の気温に達している秋田だが、
昔は28度まで上がれば暑くて耐えられないほどだった。
上京して一人暮らしを始めた頃、気温は30度を超えていた。
それでも扇風機のみで生活していたのだからすごい。
帰省して本来の秋田の気温を感じて涼しくすら思え、
夜寝る時は窓を開けて寝るなんて寒くてできなかった。
今はと言えば、窓全開にして、部屋の電気は間接照明
だけにしながらアイス枕をしても寝るのが苦しい。
初夏の頃は風が冷たいので夜はヒンヤリして寝やすいが
梅雨を過ぎると風はあっても湿気の多い暑い空気しか
入ってこない。そのため室内は30度を超え、34度の時もある。
それを経験してしまうと、お盆近くの今頃の夜の気温がすごい。
あれほど30度を誇っていたのに、29.4度とちょっと30度を
切った瞬間に寒く感じるのだ。
寝る瞬間にアイス枕と扇風機で温度を下げようとするが、
ふと3時頃に目が覚めると30度以下になっていて
急に寒さを感じて窓を閉める。体とは不思議なもので
一度最高気温を感じるとその気温に対抗するために
体が慣れようとする。それに合わせて寝る時の気温も
30度以上に対応するようになるが、30度を切った瞬間に
もう対応できなくなるのだ。たかが0.6度違うだけで
寒さを感じ、鼻詰まりなど本来のおいらの弱点を突いてくる。
朝方日が昇るとまた35度の世界。如何に体に負担が
かからないようにするかは、夜の寝方で大きく変わる。
寒くなっても大丈夫なように厚手の布団も準備し、
暑くなったら取り去るという寝ているのかいないのか
わからないほどすぐに対応する。
でもこの数日暑いのに同じ冷房に当たっても体の芯で
一時のあの暑さじゃなく何か冷えを感じるようになった。
これが秋を感じているのだと思う。同じ暑さのはずが
何か耐えられる感じがするのは暑さに微妙な違いが
あるのかも。いずれ、暦の上でも残暑という分類になるのは
暑くても秋が迫っていると体でも感じているのだろう。
まだまだ暑いが、この微妙な暑さの違いを感じながら
体作りに励もうと思う。