総務省が今の携帯代は4割下がる余地があると言ってから
数年経ったが、良かった面は、ガラケー並みに基本料金が
下がったこと。これにより段階式で値上がりする料金が
ある程度使っても3000円程度で収まるようになった。
だが、この取り組みは必ずしもMNPの促進につながる
わけではない。
物量を回したいならこの最低限のプランは維持させつつも
端末の金額が0円になるような高額なプランを了承させないと
携帯会社間の移動はない。なぜなら各社同じプランで満足して
いるから代わり映えばしない。高額なIPHONE が売れたのは
料金内に端末代が入っても同じ料金で済んだから。
今のプランは安定して3000円で済むが、端末を買い替えの時は
それ相応の金額を払う必要がある。これを他社では無料にする
と言えば、料金が変わらないので他社へ行こうかとなる。
何も恩恵がなければまあこのまま使おうと思うだろう。
おいらのようにスマホという機械が好きな人は何とか安く
手に入らないかと色々調べるが、ガラケー時代からの
持っていればいいだけの人が多いのでわざわざMNPする
人はいない。しかもネットだけでやれと言われても
多くの人は面倒だからいいやとなる。
政府が競争を求めるなら軽自動車のように最低限持てる金額を
今のアハモ、ポボ、ラインモのように大手に固定させ、
それ以上に使う人用に口を出さずに自由にさせるように
しないと、高い金額の通信費の競争は起きないと思う。
年末年始やお盆の高価なスマホの大幅値引き合戦で
他社に移動するのが最大の携帯電話祭りだと思う。
恐らく今は一人何台も持つ時代なので、メイン以外は
他社に切り替えて新しいスマホを楽しむと思う。
その為の入り口だった2年縛りの手数料の引き下げと
MNP手数料の値下げなどの政策は良かったと思う。