84歳の親父に急かされて預けたスマホから

 

コロナのワクチン予約を頼まれた。

 

第一にQRコードがついていたがそれはお国の

 

コロナに関する説明で、予約には各市町村の

 

HPへ手動で移動。

 

送られてきたワクチン予約番号と生年月日を

 

西暦で入れる。これがまずびっくり。昭和11年生まれの

 

親父の生年月日が西暦が頭に浮かばない。

 

入力例に昭和何年は19〇〇と誕生日が●●〇〇と

 

変換しづらかった。まあそれは親父を目の前に置いて

 

聞きながら行ったのでOK。

 

場所が一番近い所が皆 X になっていて8月以降の

 

申し込みができない。

 

送られて用紙には保健所の次に中央市民センターとなっているが

 

WEBにこれがなく、間違えて2番目にあった北部市民センターに

 

してしまった。後で親父が気付いて、すぐにキャンセル。

 

次は大学病院を見つけたのでここに決めるか確認したが、

 

耳の聞こえない親父は中央市民センターだと言っているだろうと

 

喧嘩状態になる。項目から選ばないといけないと言って説明しても

 

このおいらを出来ない子のように蔑んで吐く言葉が腹立たしい。

 

やっと説明して予約を取るがおいらの怒りは最高潮。

 

2回目の予約を入れようとするが予約は一杯で入らない。

 

一旦様子を見て指定したメールアドレスを開くといたずらかと

 

思うくらい同じメールが8つ。

 

1から4は最初間違えた場所の予約完了メール。5はその予約キャンセル。

 

6、7が間違えた場所の予約完了メール。8が本当の予約した場所の

 

予約完了メール。

 

なにこれ、予約キャンセルしたものまで完了メール来てる。

 

やばい、これ同じ予約複数取ってる?

 

一人で6つも接種予約なんて取ったら周りで予約とれないだろうと

 

でもこれ以上わからんからメールの中の連絡場所に電話した。

 

なかなかつながらない。やっとつながったころ、担当者に説明した。

 

ボタン何回も押しました?と聞かれ、いいえ、一度間違えた場所に

 

予約したのでキャンセルしましたと伝えると、調べてくれた。

 

要は、2回目の予約が取れていないので取れということらしいが

 

同じ場所以外は予約が取れないじゃん。

 

1回目の予約からギリギリ3週間の日に予約が取れそうだと聞いて

 

この電話で取れないのか聞くと、WEBでやってと言われた。

 

慌てて予約を取り完全に完了した。

 

これ84歳の老人にできるの?はっきり言ってWEBでは無理でしょう。

 

なんか世の中どんどんデジタル化が進んで、出来ないと老害

 

呼ばわれするけど、パソコン大好きで今の若い人より弄り回してきた

 

世代のおいらが結構苦労するんで、大変だと思うんだけど。

 

本当においらがパソコン好きで、家庭で20年前は家族の誰も

 

パソコン、携帯を弄らなかったのに何急にデジタル化が

 

当たり前のような態度取っているんだろう。興味のない人が多いのに

 

外国の真似ですかね。スマホの普及は、こうしたアナログの人が

 

何で出来ないのと責められる材料になってますね。

 

これは国中混乱するだろうね。だって国内は老人の割合が多くて

 

今までが市民サービスをアナログで受けていた世代ばかりだもん。

 

今の世代の人は生まれて目の前にスマホがあったからそれに慣れて

 

いくのは必然だが、それを必要としない古い世代、新しいものが

 

生まれるたびにそれを追いかけるおいらの世代と色々いる。

 

やはり近代化した首都にいる人はすべて機械化に慣れて

 

自分で手作業で文章を完成させ、お役所などに提出するという

 

アナログを知らないのだろう。田舎はいつもアナログ。駅でも

 

SUICAは使えない。使えるのは駅内の売店。

 

もっと田舎は、駅が夜になると自動販売機も置いていない

 

真っ暗に近い駅もある。アナログとデジタルは徐々に進化でいいと思う。