2014年に発売された、エプソンのカラリオシリーズ。

 

カラリオとは、エプソンが家庭向けに発売したプリンターの

 

種類で、キャノンと共に家庭用プリンターの一つだ。

 

家電屋で、プリンターを買いに行くとキャノンよりも薦められる。

 

その理由は、インク代が割安でありながら印刷品質が

 

かなり良いこと。キャノンは、高品位印刷時には、それ用の

 

高いインクを買う必要があるという。

 

とはいえ、このカラリオシリーズもWIN95以降に発売されて

 

ずっと利用しているが、インクの種類が多すぎて絶対に

 

安くならない。どういうことかというと、新型のプリンターが

 

発売されるたびに前の機種には使えないインクカートリッジを

 

出してくるからだ。

 

おいらが最初に買った頃のインク番号は46番。そして探し

 

やすいようにサッカーボールが目印となる。

 

当時の4色インクカートリッジの値段が3980円。

 

その後、プリンターが根詰まりを起こして買い替え。

 

プリンターのみの機種からスキャナ付きに買い替え続けて

 

早十数年。今も一色当たり1000円のインク代がかかる。

 

このEP-807Aは、WIFIで無線印刷ができる。

 

そして、これまでのプリンターがすべて根詰まりで壊れて

 

いるので、プリンターは数年限りの消耗品ととらえていた。

 

新型が年末に3万近くで出て、年賀状印刷の需要が過ぎると

 

半額まで寝落ちする。この年末の時期に限って壊れる

 

歴代のプリンターたちを疎ましく思いながらそれでも仕事のために

 

買うしかなかった。このEP-807Aの一つ前のプリンターは

 

何と2年目で壊れるという酷いものを買ってしまった。

 

そこでこのEP-807Aは、家電屋さんに何度も出向き、

 

何とか割引してもらってやっとの思いで買った。それでも2万円台

 

前半。だが、このモデルは他のプリンターと比べてもなかなかの

 

仕上がりで、この機種はあたりだと思った。そう思えば、先にも

 

書いたようにインクの値段が下がらなくても同じインクが使えないと

 

インクが満タンの状態で壊れると、そのインクは1000円×本数で

 

損をすることになる。同じインクが使えれば、割安なインクを買い置き

 

出来、その分安心して使える。

 

安いプリンターは同じく一本1000円するが、最初についてくる

 

インクの本数が本体代と同じものもある。よってインクを買い替える分

 

新しいプリンターを毎回買ったほうがいいような気もするが、そんな

 

贅沢な使い方はもったいないし、セットアップも毎回面倒だ。

 

そんな葛藤の中で買ったEP-807Aはインク代として言えば、

 

5回転しないと元が取れないが、1年に1度新型が出て、型落ちした

 

場合、半額になるという現実を考えると、この半額を狙って早めに

 

買うことで2台で1台当たりの金額が割安になると考えることができる。

 

この考え方を実行して2015年に13000円になったところでもう一台を

 

購入した。半額よりさらに安かったので、いつ壊れても安心していた。

 

 

 

このプリンター、かなりのあたりらしく、今も壊れていない。6年目になるが

 

スキャンも印刷もばっちりだ。ただ、最近はちょっとだけ紙の端っこに

 

インクが染みてしまうようになったが、まだ頑張れる範囲だ。

 

このプリンターの後ろには、もう一台EP-807A(黒)が控えている。

 

おいらが持ったプリンターでは、驚異的な長寿だ。

 

使わない機能だが、CDに直接印刷出来たり、手差し印刷出来たりと

 

使い勝手がいい。何よりもこのプリンターでコピー用紙を本体内に

 

収納できる初めてのタイプだった。これだけでも紙が痛まなくて画期的で

 

惚れ込んだ一台なのだ。今この系統のプリンターは、813という型番まで

 

出ているが、なんとインク番号がなくなって、 サツマイモ になった(笑)