天気の良い日曜の夕方、遅めの昼食をとってから
近くの砂浜に来た。午前中に急にバイトがあった子供も
2時には終わり、昼食後のゆっくりした時間を海辺で
過ごそうということになった。
遊泳できる砂浜ではないが、ある程度まで海の近くまで
行ける砂浜には、沢山の人が思い思いに過ごしていた。
ある程度気温も高く、風邪も心地よくふいていた。
灯が高くまだ夕日が沈むには随分と時間があるようだが、
青空と海と緑の木々が自然を感じさせた。
20年前と違うのは、風力発電がいっぱいできて、至る所に
風車が回っている。遠くには男鹿半島が望め、水族館も見える。
周りを見渡すと、ふと奇妙な光景があった。風車の向こうに
風車の4倍もの高さの細長い構造物があった。最初竜巻かと
思ったがよく見ると人工物で、海辺に近い場所に2か所に立っていた。
写真に撮って拡大してみるも消防車の梯子のようなものの先に
アンテナのようなものがついている。
結局何だったかわからないが、その遠くにありながらピーンと伸びている
構造物に興味がわいた。
1時間もしない時間だったが、家族でそれぞれの写真を撮りあって
ひと時の幸せな時間を過ごしたと感じた。
後で、それぞれが撮った写真をLINEに挙げて見せると
ほのぼのした雰囲気がしっかりと残っていた。