子供が免許を取ってもうすぐ丸一年。
免許を取ってからずっと運転する時は
おいらが隣に乗ってアドバイスしたりしていた。
一人で乗るのが怖いらしい。
おいらが免許を取りたての頃もやはり怖かったので
兎に角乗り回すことで恐怖を封じ込めた。
そうした数十年で軽微な事故が3つあり、
免停は3回くらいあり、今はとても落ち着いた運転になっている。
そうした経験があるので、最近の厳しすぎる車事情で
事故無く違反少なめに過ごさせてあげるために、
ずっと隣で見守ってきた。
先週の休みに運転するというので、いつものように隣に乗ったが
少し運転に慣れるために中距離を走りたいと。
秋田マリーナまで走ってみようといい感じでスタート。
マリーナに着いて、車から降りたらもの凄い風で、ほとんど滞在できず、
帰りに昼飯でも買って帰ろうと話して、子供が運転する。
何でもない、交差点で信号が赤から青に変わるのを待つ。
青に変わって右折するタイミングで、かなり内側にハンドルを切ったので
思わず、
ちょい、もっと奥だよ
え?
子供は、片側2車線、交差点で右折車線のある3車線を、対向車めがけて
走り出してしまった。本来、縁石の向こう側の2車線へ曲がらなければいけないが
縁石が目に入らず、対向車線に入ってしまったのだ。
幸い、信号待ちしている対向車は止まっているが、バックをさせたらハンドルを
反対に切ってしまい、対向車を完全に塞ぐ形に。
しょうがないので、前進させながら横断歩道の隙間に入らせて運転交代。
パニックに陥った子供は暫し混乱状態。
状況の確認と対応策を話しながら帰宅するが、自分の運転に自信を無くした
子供は今日まで運転しなかった。
今日やっと乗る気になったので、いつものように隣に乗って黙って運転させてみた。
不慣れな道だとまだ怖いようだが、そろそろ一人で運転しても大丈夫そうだ。
おいらのようにちょっとしたミスで大事故にならないで済んだ時代と違い、
若い人でも死亡事故を起こしてしまう今日この頃、運転技術だけでなく
経験を出来るだけ伝えたいと思った一年でした。
MINIは中古で94000キロ走った物ですが、全然まだ元気に走ります。
軽自動車にはない、ハンドルの重さやアクセルの重さなど、練習するには
十分な車だと思います。たまに、ドアの取っ手が返ってこなかったり
窓を開けると異音がしますが、古い車としてご愛敬。
洗車して、ワックス掛けて、黒いプラスチック部分を磨いて、
大事に乗っているのでした。