バブルが始まる1990年代に、本格的に一人暮らしを始めた。
学生時代の三種の神器である、14インチTV、ビデオ、
CDラジカセを持ってアパートへ引っ越し。
実際に電話を引いたり、親が地元で買いそろえた
家電製品やデスクなども部屋に入った。
仕事は外資系の企業で、最初の給料は締め日などと合わせて
5万しかもらえなかったが、蓄えはあったので、まず次の月まで
節約しながら暮らした。
最初のボーナスが20万以上出た時は腰が抜けた。
最初のボーナスは親に何か買ってあげるとかいう感じなのだろうが
若いおいらにはそんな観念はない。
何か習い事をしようと、通信教育のキーボードに興味を持った。
ピアノを子供のころ習ったことがあるが、多分と友達と遊ぶ方が
よくてすぐにやめたんだと思う。しかし、ある程度大人になってくると
カッコよく弾いてみたいなと思う事が多々。
当時、小室哲哉氏のCMしていたシンセサイザーのキーボードが
YAMAHAから出ていたが、20万もする。EOSが欲しかったが
使ったこともない楽器に20万注込めない。そこで簡易的な
キーボードを3万くらいで購入。キーボード講座も申し込んだ。
残念ながら通信教育は誰もはっぱをかけてくれないので、
自分の意志が弱いとすぐにあきらめてしまう。あってるかどうかも
分からず、結局コードというものがあることを覚えて終了。
それから28年の時を超えて、YOUTUBEにおもちゃの
キーボードだが、パソコンにもつなげられるというYAMAHAの
キーボードを見て久々に触りたくなった。値段も手ごろだし
クリスマスプレゼントに買おうかな。IPHONEを中心とした
物価を考えると、10万かけるなら他の物であれもこれも買えると
考えられてなかなかリッチな気分になる。どれか一つ買った瞬間に
貧乏性になるけどね(笑)