今から20年前に家庭用のビデオカメラが流行った。
家でも子供が生まれるという事で、13万くらいのを
ジャパネットで分割購入した。
その頃は8㎜テープに録画するタイプ。
高性能の物にはパスポートサイズと称した
更に小さいテープに録画するのが当たり前だった。
買ってしばらくたって、テープがヘッドに絡むようになって
そのうち動かなくなった。
買い直しを考えた頃、既にSDカードになっていた。
途中DVD → HDD → SDにあっという間に変化して
テープ自体は売っているが、本体が全く売っていない状態。
記録した映像が開かずの扉の中に入ってしまった。
それ以来、もうビデオカメラは買っていない。
媒体の変化を見極めたら買い時が何時か分らなくなった。
そして、4Kの時代が来て、ソニーのビデオカメラコーナーを
見ると、11万円位。
あれ?エクスペリア1とあまり変わらないじゃん。
エクスペリア1は映像編集も撮る方もプロのように
こだわれるらしい。何かある時しか持っていかないビデオより
常に持ち歩くスマホの方が色々できて使う頻度が高い。
そう最近、いわゆるガラケーに比べてスマホは
すべての分野で主役を張るほど、色々な事を任される
ようになってきた。
例えば、支払い方法がカード類からスマホ決済が
多くなったし、請求書は紙ではなくネット閲覧に変わったり
ガラケーだけの人がかなりつらくなってきたようだ。
パソコンを多用していた人もスマホのSNSに情報を
得るのが一歩遅れたりしているようだ。
現金要らない世界が迫っているように感じるが
ゲームで育ったおいらにとってデジタルな世界は
あくまで仮想で、扱っている数字も何の重みも感じない。
それだけにゲーム感覚で買い物したり決済したり
するのが怖い。数字を見続けているとただの数字に感じ
自分の残高も軽く見える。
現金決済が出来ない時代が来ると生きていけるのか
心配になってくる。
おいらにとってのスマホはあくまで架空の非現実を
楽しむものでこれを生活の必需品にされるのが怖い。