数年前まで、自作パソコンは、メーカー製パソコンで

 

気に入らない部分を補うためと、割安な金額で

 

パソコンを維持するのが目的だった。人によっては

 

莫大な金額をつぎ込んで、ゲーム専用パソコンを

 

組むこともあるだろう。

 

おいらは、割安に最低限の機能を付けて、OSが

 

頻繁に変わる場合の交換時、パッケージ版の半分で

 

抑えられるようにするのも魅力的だった。

 

ところが最近は、パーツ自体の規格がどんどん変わり、

 

買ってからパーツの組み合わせが難しくなってしまった。

 

おいらが最後に組んだ時は、マザーボードがCPUの

 

ソケットの形が変わってしまい、メモリーもDDR3という

 

規格からDDR4に変わって、パーツの流用が出来なくなった。

 

パーツ一つ一つも値上がりして、貧弱なCPUを使った状態で

 

5万以上する状態になり、もはや自作のメリットがなくなった。

 

代わって、ノートパソコンでASUSが3万円台で買えるのに

 

割合性能が中級というすごい時代になった。

 

友人用に用意したパソコンもそれであり、嫁さんにも準備

 

しようと思っている。

 

嫁さんにはおいらの実験機がお下がりとして渡されるので

 

結構古い物を使っている。自作期2号機がそれで、いよいよ

 

動きがおかしくなってきたようだ。最初に書いたように

 

パーツの流用が利かず、パーツが高いのでノートの安い

 

物にしようと思っている。ノートパソコンといえば、

 

数年前は安くても8万位したのに、今だと3万台買えるのが

 

すごい。しかもいかにもって感じじゃなくて、ちゃんとしっかり

 

作られている。国産メーカーが皆外国にパソコン部門を

 

譲渡したり、合併したりと全くダメになったが、広告費を

 

かけすぎで、本体代を低く出来なかったことと、ブランド

 

意識が強すぎて、安いモデルを作らなかったことが一番

 

だと思う。最低限必要な機能で3万くらいで売っていたら

 

もっと生き残れたと思う。あの中途半端なTVの形だったり

 

動きの悪いメモリー量だったりと、自分で自分を貶めて

 

いるとしか思えない販売方法だった気がする。

 

海外のメーカーは、良いCPUを入れつつ、デザインを

 

一新して、一定の人気を持っていたりする。

 

デザイン性で行くと日本メーカーはダサい。

 

わざとやってる?という位。

 

おいらは、デザインでは買わず、値段と機能で選ぶが

 

それさえも国産は選ぶものがない。

 

今使っているDYNABOOKはブルーレイの機能と

 

コアI3の2点でコストが納得できるもので買った。

 

ブルーレイ自体が搭載されることが少なく、メイン機

 

としての最低限の必要性で選んだ。

 

嫁さんの場合はネットが中心なので、ASUSの3万が

 

買い替えを考えてもちょうどいい。出来上がった

 

自作パソコンという考え方だ。パソコンって不思議な

 

もので、持ち運びが出来ても机でじっくり仕事に使う

 

ことが多い。机以外だと落ち着かない。それが

 

タブレットと大きく違うところなのかもしれない。