スマホの話題を先行させましたが、今日という日を忘れたわけ

 

ではありません。7年前の今日、ガラケー時代に、

 

モバイルバッテリーという概念がなく、いつでもコンセントで

 

充電すれば電話もワンセグも見れると思っていた時代です。

 

いざ、2時46分に地震が発生し、数分後に停電。すぐに回復

 

すると思っていましたが夜になっても回復せず。

 

ラジオは持っていましたし。LEDランタンがあったので、大広間で

 

居住者が集まって反射板のストーブで暖を取ることは出来ました。

 

ガスも水道も大丈夫だったので、ご飯を炊いて味噌汁も出せたと

 

思いますが、電気関連は全滅。真っ暗闇になって、事態を全く

 

把握してませんでした。そのうち、普段半分しか充電していない

 

ガラケーのバッテリーが切れ、数人が家族に連絡を取るのも

 

難しくなりました。手回し式の充電器がありましたが、一人が使うと

 

後の人は使えず、また、手回し式ではほとんどバッテリーが回復

 

しません。玄関のオートロックも開かなくなり、非常口を緊急の

 

出入り口にしました。とにかく何かしたくても何もできない状態で

 

反射板のストーブに乗せたやかんが、すぐに温まって、お茶だけ

 

すすってました。外は、当然どこもかしこも真っ暗闇。

 

防犯だけには気を配りました。そのうち親父殿が、オートロックの

 

手動のカギを見付けてきたので、出入りは出来るようになりました。

 

夜中になって、近くの酒造店さんが、来客を泊めて欲しいと

 

来たのですが、うちでは女の子を数名預かっていたので、

 

セキュリティー上お断りしましたが、中に女性が2名いるという事で、

 

女性だけ受け入れました。

 

休む時は、家で預かっている女の子と、外からの女性2名で大広間に

 

布団を敷いておりました。

 

おいら家族は仏間に休ませ、おいらは狭いので2階の自室で、外着のまま

 

少し休みました。嫁さんは、当然寝られないようで何かしら動いてました。

 

 

次の日のオイルタンクの火災のニュースやその後の原発のニュースなど

 

夕方に電気が復旧するまでほとんど知りませんでいた。

 

 

あれ以来、毎日少しずつ、防災グッズを集めては、無理のないように

 

スマホなどを強化していきました。7年の間に停電など何度かありましたが

 

幸いなことに、3.11以上の被害もないので、買い揃えたもので

 

対応できております。ただ、もっと安心できるレベルは、アウトドアがいつでも

 

できるくらい、大人数と、日数を増やせるように、キャンプ知識と道具を

 

揃えていきたいと思ってます。