ハイブリッド車はガソリンとモーターを

 

タイミングで交代で駆動させ、燃費を良くする。

 

電気自動車は、充電設備から充電して

 

100%モーターで走る。

 

プラグインハイブリッドは、充電もガソリンも

 

両方出来るシステム。

 

それぞれ特徴があるシステムだが、純粋な

 

ガソリン車よりも車体が割高。電気自動車に

 

至っては、充電設備が少なくて長距離が不安と

 

言う最大のデメリットがあった。

 

 

おいらは、電気自動車に興味を持ったが、この

 

充電システムに改良を加えて、長距離運転が

 

実現できないかずっと見守っていた。

 

すると日産から100%電気で走りながら

 

充電だけにエンジンを燃やすと言う逆の発想が

 

生まれた。日産だから出来た電気自動車の

 

逆バージョン。常に充電するシステムを積み

 

込んでおけば、充電に困らないと言う考え方。

 

これが、新型ノートのグレードに入った。価格も

 

他社のハイブリッド車並かそれよりお手頃。

 

ガソリン車と比べて最高で1Lあたり37キロと

 

34キロの2種類がある。電気の割りに走らないな

 

と感じたのは、今や1Lあたり50キロとか目にして

 

いるし、ガソリン車でもそれに近い数値はある。

 

では、なぜそれが電気自動車として価値があるのか。

 

一般的なハイブリッド車も電気自動車もバッテリーが

 

重要なアイテムとなる。このバッテリーの容量が

 

大きいほど、車の価格もぐんと上がる。

 

ノートの場合、走る時は基本電気だが、バッテリーが

 

減ってくるとエンジンが駆動して充電を始めるようだ。

 

必要最低限のバッテリーで走るので、電気自動車だが

 

ガソリン車のような価格で買えるというようだ。

 

100%電気で走るリーフは、価格が270万円ほど。

 

ノートの場合、177万からあるので、100万近く安い。

 

 

そして、昨日実際に試乗してみた。おいらがお世話に

 

なってる日産の別の店舗に突撃した。パンフレットを

 

もらうのが第一の目的だったが、店内に展示車が無く

 

外に試乗車があった。元気の良いお姉さんが、

 

おいらの素性も知らないのに試乗しても良いよといって

 

くれ、後ろの席に座って説明してくれた。あ、嫁さんが

 

一緒で助手席座ったからなんだけどね(笑)

 

ホンダのフィットの試乗の時に変わった形のミッションを

 

見て、不思議に思った事があるが、ノードのミッションも

 

かなり変わっていた。

 

 

丸いマウスのような持ち手を動かすのだが、前進が

 

右 → 下という操作。

 

バックする時は右 → 上と言う、オートマのPRNDLの

 

順番の略した感じ。

 

バックに入れて障害物があると警告音が出て、音を

 

消すにはマウスのような持ち手の上に付いているPを

 

押すとパーキングになるようだ。

 

席の左側にハンドブレーキがある。その横にモード

 

切替ボタンがあって、スポーツ、エコ、ノーマルの順番で

 

切り替わった。

 

元気の良いお姉さんのお勧めで、スポーツモードから。

 

アクセルを踏むと力強い加速を得られた。驚いたのは

 

オートマならアクセルを放すとそのままのスピードで

 

走り続けるのに対して、一気にエンジンブレーキが

 

かかった。まるで、ハンドブレーキをかけたまま走って

 

いるような抵抗感で、本当にびっくりした。

 

最近エコ走りしているので、ある程度加速したら

 

アクセルから足を離して燃費を稼いでいたのだが

 

このノートでは、アクセルは少しでも踏んでいたほうが

 

良いようだ。どの位エンジンブレーキが凄いのかと

 

ずっと放していたら予定の停止位置よりかなり手前で

 

完全に止まった。ブレーキは一度も踏んでいない。

 

これって、どう考えたら良いのかまだ分らない(笑)

 

因みにエコモードでもエンジンブレーキだけで

 

停止予定位置より手前で完全に止まった。

 

なんとも不思議な車だ。

 

加速に関して言えば、オートマ車で1200から1500まで

 

経験した  ボエー  って言う音がなく、心地よい加速に

 

なった。

 

次期買い替えの車にこのノートは面白いと思う。

 

今回同乗してくれた元気の良いお姉さんには、期待を

 

持たせると悪いので、別の店舗の担当者から車の面倒

 

見てもらってますと伝えると、笑顔でお礼を言って、

 

担当に伝えておきますと言っていた。

 

その担当からすぐに連絡が来た。あの姉さん、やはり

 

中々のやり手だな(笑)