スマホを安く持つことが出来るとうたった、旧ウィルコムの

PHSと3G携帯は当時画期的だと思った。

スマホに2つの回線を取り込んだ姿は、ドコモのドッチーモに

似た感じだ。震災後にPHSの回線が携帯や固定電話より

繋がりやすいと言うことで、非常用の為に購入した。

その後、ソフトバンクの子会社として、ソフトバンクの

サービスを利用できることをうたったが、結局中途半端で

MNPするのもソフトバンク扱いで、ソフトバンクへは行けず、

ソフトバンクから見下された扱いだった。


過去を振り返ると、契約時からトラブル続出だった。

一番安いプランを契約したのにもかかわらず、オプションを

外しに行くと、高いプランに変更されていて、経緯を話して

やっと料金が契約時のものに戻ったこと。

また、不要なオプションを外すのも自分のスマホから通信させたり

ショップに行っても、店員は電話でセンターと交信して行うなど

ショップの意味が無い状態に思えた。



その最終系が昨日起こった。

3年目に入ると割引が全てなくなり、割高となるため、また

MNPの有り方が4月には変更されると言うことで、

大きな負担を抱えつつAUに移ることにした。

正月三日で忙しいだろうが、年初めの携帯ウェルカム祭りで

にぎわうショップ。

MNPには、予約番号が必要だ。その予約番号は、電話でも

取れるが、ショップが一番と、ワイモバイルへ行く。

店内は、まあまあ忙しそうだが、店員が入店者の御用聞きを

全くしに来ないほどテンパっている。

少し待っていると、ようやく店員が御用聞きに来て、用件を

伝えると、

「込み合っておりますので、転出先がお決まりならその店舗で

 直接電話して予約番号を取って下さい。」

と、言われた。

へえ、そんなことってあるんだと、AUに行き、前もって

決めていた内容を伝えて、手続きに入った。

AUの店員さんが電話してくれたが、なかなかセンターに

繋がらず、しばらく待っていた。

その間もAUの店員さんは、話しかけてくれ、色々世間話を

しながら待ち続ける。

やっと繋がって、用件を伝えると、簡単な確認の後、また

待たされた。後ろで、同じようにワイモバイルから転出しようと

している人の会話が聞こえたので、教えてあげたい気持ち

だったが、電話のやり取りが再開しているうちに、居なく

なっていた。


ワイモバイルは、AUの店舗から電話が来ているのを知っている

はずの状態で、しばらく待たせた挙句、予約番号を知らせたが、

ソフトバンクへMNPするなら端末代を3万ほど値引きするのと

事務手数料や違約金を免除すると電話口で話してきた。


これには、イラっときたが、平静を装ってハイハイと答えた。

イラっときた理由は、まあ、ショップで門前払いした上、

AUの店舗でまさに契約待ちしている時に、散々待たせて

また、系列の店に行けと言っているのである。


案内する順番が違うだろう。

お客さんが喜ぶ内容にするには、ショップに訪れた時点で

MNP転出すると聞いたんだから、特典を最初に知らせて

その上で、ソフトバンクを勧めて思いとどまらせる。

さらに、お客さんが他店に行った場合に、特典を知らせたが

お客さんは気に入った他店に契約しに来た事がわかるように

名刺を渡すとか。センターで、契約直前にずるい知恵で、

転出を阻止しようとしたやり方は、全て後手だと思う。

返って、おいらみたいに嫌な感じに捕らえるだけだと。


結局ワイモバイルから聞いた予約番号は、その瞬間にAUへ

渡して、1時間かかったワイモバイルとのやり取りを終了。

AUさんは、ずっと店舗の電話を貸してくれて有難かった。


AUとの契約は2台。格安のスマホとガラケー。

本来の料金体制に戻せた。親父殿のスマホを安く手に入れる

ために、数ヶ月前に回線を色々回して、スマホ率が多くなった。

それを、通話のためのガラケーに戻せたのだ。


ワイモバイル2台を今後1年半、使い続けた場合とAUに

切り替えた場合で、合計10万程節約できる計算となる。

もちろん、一気に切り替えた経費が、6万弱請求されるが、

今後プラスに転ずる計算となる。


物珍しさで、ワイモバイルにして2年弱、それなりに安く

持てたが、本来の予定金額より月々1000円高かったので

差ほど安い感じが無かった。

ま、ちょっとスマホ持ってみたいという子供と親父殿には

いい初心者用スマホだったのかもしれない。


今後、端末代と通信費がはっきり区別されるであろう携帯料金、

そこに向けて、端末が永く持てる物に切り替えたつもりだ。

今後は、機種変更のほうが安く持てる時代になることを祈る。