携帯電話の所持数が頭打ちとなり、新規で契約する

よりも他社から引っこ抜いたほうが良いのは

携帯各社が思っているところだろう。


D  20人

A  20人
 
S  20人


携帯3社で契約者がそれぞれ20人いたとして

他の会社から引っこ抜くと


D  20人 - 2人  残り18人

A  20人 + 2人  残り22人

S  20人


Dから2人引っこ抜かれると18人なのに

Aの合計は22人と4人も差が出来てしまう。

これを積み重ねることで、契約数が大きく動くのだから

数字の魔法は恐ろしい。

だから、新規で+1にこだわるより引っこ抜いて

プラスしたほうが、すごい契約数になるように見える。



このために各社10万ほどの値引き合戦をする。

1ヶ月あたり、税込み9000円の値引き。

端末代が8万だとすると24回払いで3400円位の

支払いに対して、9000円値引きで5600円の

通信代に当てられる。

8000円くらいの通信費だとすると3000円未満の

実質支払いとなる。

MNPの手数料と事務手数料で5400円払うと

毎月お安く携帯が持てると言う仕組み。



MNPしない顧客はこの108000円分を知らない間に

提供している事になる。では、どうしてMNPしないのかと

言うと、



手続きが面倒

メールアドレスを変えたくない

よくわからない


など色々あるだろう。


おいらがMNPにこだわるのは、知らない間に提供している

側になりたくない事が、一番かな。

それは2年の縛りが終わる頃に、通常料金と称して割高な

通信費に戻るのが耐えられないから。

ずっと、通信費をエクセルで管理しているが、3年目の

急激な料金高騰に、家族全員分を維持できない可能性が

見えるので、2年毎にMNPしている。

これを3年以降も割引を継続してくれたらMNPは

なるべくしないようになるのだが、これに関しては

新しい携帯料金の登場を待つしかない。



それでは、新しい携帯料金が登場する場合、月5千円以下の

プランはどういう感じなのか想像してみたい。

現行のプランで、2GBあたり3500円。

ネット接続料は300円。基本料金が2700円。

これで、6500円となる。



最安値を狙って基本1700円のネット接続300円、

2GBで3500円としたいところだが、基本が

1700円で出来るのが、3GB以上の4200円と言う

ところがまずおかしい。

使わないから抑えたいのに、自由に設定できないので

結局合計で6200円と300円しか抑えられない。


では、理想の料金はと言うと、ヘビーなユーザーを別にして

基本934円(通話1000円分)、ネット接続300円、

1GB当たり1000円。0.5GBずつ、追加申し込みで

500円ずつ加算できる。

すると、2234円の税別。ほらできた(^^♪


で、端末代は8万円だとすると24回払いで3400円だから

合計5634円となり、ユーザー全てが公平な料金の支払いと

なる。携帯会社を選ぶのは、別の要素でどうぞ。


そもそも1GBあたり実際に1000円で出来るのに

制限かけるくせにヘビーユーザー向けの高い設定をするのが

間違っている。ガラケーの時、1000円で持てたのに

スマホってそんなに違いがあるのだろうか?


実際スマホは便利で、カーナビにもニュースも新鮮。ゲームも

出来るし、音楽も動画も見れる。でも、ヘビーに使う人なんて

どの位いるのだろうか。その人は使う分にあわせた料金に

設定すれば良いことで、ちょっと持ってみたい人には

昔のガラケー並みの料金でお願いしたいものだ。