http://news.livedoor.com/article/detail/10582268/


島国日本は、資源が少ない。これを打開する方法は、

技術力だけ。

そうやって、日本は2000年もの間、海外から仕入れた

技術に独自の技を加え、更に究極の進化を追及してきた。

日本人ならこういうものが欲しいのじゃないかとか、

自分ならこういう道具が欲しいという願望を具現化してきた。

携帯電話も車もある程度は同じ方向性で、似たり寄ったり

してくるもの。発想の先に更なる進化があり、それは

追求した者のみが達成できる極みでもあると思う。


海外では、大陸つながりで、多文化を否応無く流通して

自分にないものは他者から奪うという方法が多く行われて

きたと思う。日本は海を隔てて、中国から少しばかりの文化を

得て、それを独自の解釈で発展させてきた。

海外に対抗できるのは、追い詰められた時の自力での開発

能力だと思う。困難に突き当たると、打開策を一生懸命に

考える。何年もかかることも有るあろうが、ひとつの道を

探り出すこともあるだろう。


海外が求めているものと、国内が求めているものは必ずしも

一致するわけではないが、少数の技術が劣っているという

ことではない。求めているものの違いを感じて、その場

その場にあった考えをまとめていけば良いと思う。

海外で流行らないからといって、自分の方針を崩してしまえば

基本的な価値観すら揺らぐ。自分の方針を基盤にして、

海外でも支持を得るなら海外の求めるものと、自分の方針の間に

バイパスを構築すれば良いと思う。

そのバイパスが、何かはそれぞれの極みだろう。


ま、おいらは国内から一歩も出ないで、あるものを利用する

だけの立場だが。