http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150129-00000062-zdn_n-sci


NTTドコモは、NTTグループで、元国営企業。

NTTは確かに民営化されて、制限を受けながらも

一企業として動いていたと思う。

ドコモはどうか。

おいらが、一般企業で働いていた時代、ドコモの

女性社員が、「ドコモは独立した企業です」と、

毅然とした態度で、NTTの影響を受けていないと

自信を持って話していたことを思い出す。



そんなせりふを聞き、しばらくしてドコモが

NTTの影響をもろに受けて、独立していない

イメージが強くなった時期があった。


ドコモがMOVAを出して、セルラーと対決姿勢に

入った時、アナログのアンテナだった。

デジタル化が始まって、北海道で仕事をしている人が

秋田で電波が届かないと嘆いていた。

おいらの友人がアナログのセルラーを格好良く使い

こなしている時、基本料金4000円越えで、一月の

請求が1万を超えていたそうだ。おいらは、家の固定電話

月に2000円弱。

PHSが出始め、3000円くらいの請求。

ドコモは高嶺の花だった。



いま、スマホが普及して携帯代1万近くは当たり前に

なったが、通信費は一般的に5倍に上がっている。

おいらの家電2000円が基準だが、電話代に1万も

月にかける人はまれだった。


携帯会社3社ともこの1万に固定されたお金を得るために

新しいサービスを常に出して、古いサービスをどんどん

終了している。

ISDN、ADSL、そして光。光は100Mbpsから

1000Mbpsに速度を10倍上げているが、料金は

安く提供している。結局モバイル通信が、固定通信に

勝るために料金が上げられないようだ。

ドコモが、元国営企業で制限をかけられて、セットプランが

タブーとされていたが、今回のスマホで一人負けを背景に

制限が緩くなったようだ。

今まで、お殿様だったNTTが、その生き残りをかけた

セット割でどこまで他社に食い込めるか分からないが、

我が家の膨張した通信費を少しでも縮小できるサービスなら

歓迎したい。


かつてNTTの光回線は、モデムをどこの企業のものか

分からない馬鹿デカイ機器を取り入れていて、かなり

怪しかった。AUは、NECのAtermで、知っている。

NTTの次期モデムは、また海外製の怪しい機器じゃない

ことを祈る。すぐにエラーが出て暴走していたから。