最近、おいらの好きなアーティストは、

作詞作曲をせずにカバーばかり出している。

会社の経営方針だと思われるが、作詞作曲が

得意なアーティストのやる気を奪ってまで

CDの売り上げを優先したいのだろうか。

そのアーティストは、全国ツアーで必ず地方の

おいらの地域まで来てくれる。今年は2デーズ

だそうだが、今回ばかりは見に行かない。

下手にカバーでも売れると会社が納得すれば

永遠にカバー歌手しかさせてもらえなくなる。



数年前にコンサートで、本人のプライベートと

アーティスト像の狭間に苦しんでいることを

明らかにし、どちらも自分だとやっと納得した

アーティストだが、最近はすっかり若い頃の

牙に布を被せられてしまっている。

しばらくはカバーでも仕方ない、でも来年は

オリジナルをと思った矢先、ついに禁断の6弾を

打ち込もうとしている。5発目でおいらの我慢も

限界だったが、嫁さんと次はオリジナルを一緒に

待とうという気で待っていた。


おいらは、そのアーティストを封印しかけたが、

今までに買ったシングルCDをもう一度引っ張り

出して、改めてIPODに入れてみた。

やはり良い曲ばかりで、その頃の時代が脳裏に

よみがえり、至福の時を感じ眠りについた。



そう、そのアーティストは病気で今活動して

いないんだ。だからもしか病気が治って歌を

作ったらその時改めて聞こう。今は昔の作品で

自分を盛り上げていくことにしようと思った。


きっと重い病気なんだろうねえ・・・・・