広島のあの惨事は、その地域全体に危険性が

あると理解するしかないが、一般的に増水、

冠水する危険性を考えてみる。


ここ秋田の田舎町でも直結する河川はたくさんある。

その川が氾濫した場合にどうするかという考え方を

主として進めます。


一般的な田舎町は大きなビルが少なく平屋や2階建ての

木造建築が多く存在する。ひとたび、集中豪雨が続き

あっという間に道路が冠水した場合はどうするべきか。

冠水するという時点で、下水道の処理能力が限界を

超えたと判断し、家での避難を考えた方がいいと思う。


年寄りの多い地区は、足腰の弱い動けない方が多い。

そうした人を説得して逃げるにはかなりの時間が必要。

早くから逃げる準備をしているならば、近くの大病院や

高層マンションの3階くらいにでも一旦は避難できる。

長期戦になると、お年よりもそうだが、普通の人の心と

体も激しく疲弊する。

そうした場合には、家の2階に避難させるのが手っ取り早い。


ただ2階に逃げても水かさが増して、家の中がどんどん

汚水に沈んでいくかもしれない。ある程度の水の浸入を防ぐ

手段をTVでやっていた。

それは、家庭用のゴミ袋に水道水を入れて、口を縛り土のう

代わりにするやり方。

普通の家に普段から土のうを用意するのは無理。しかし、

家庭用のゴミ袋なら多めに買っておいても対して邪魔に

ならないし、ごみ収集に使える。

資源ごみ用の安い方でいいと思うので、多めに用意して

しまって置いたらどうでしょう。

水道水で大丈夫ですが、いざとなったら浸水してくる汚水を

おけとかお玉とか、おふろの用品で汲めると思うので。


入り口には流されないように重いものを置いて、

ポリタンクとかごみ容器とかにめいいっぱい水を入れて置く。

その周りに水が入ってこないようにゴミ袋で、隙間を生める

感じでいくつか並べる。


家には玄関、勝手口、車庫などへの通路があると思いますが、

冠水時には、外の物を救うより家の中のものを重視すると

思うので、外への入り口はしっかり防御しましょう。



冠水が引いて、泥などの流れてきたもので、入り口が開かなくなる

かもしれません。そうした場合は、外からの助けを待ちましょう。

携帯で、入り口が開かないことを伝えると、時間が空いた時に

助けてくれるでしょう。

もししばらく誰も来ないようならば、そこらへん一体が大変な

状態になっているかもしれないので、数日持ちこたえられるように

食料と飲み物は普段から常備していくしかないですね。


というふうにおいらの家の周りが、冠水した場合にはこうしようと

思っておりますが、実際にはもう少し何か手があるかも知れませんね。


広島の災害をニュースで見ながら、土砂崩れに直撃されない場合の

避難方法を色々考えております。

裏が山の家は雨が続くときは逃げるしかないでしょう。普段から

避難する準備を心がけ、避難してもしばらく過ごせる用具を

かばんに入れておくしか考えられません。


みなさんも自宅のまわりで絶対に起こらないことが、起こり得る事を

自覚していつも避難できる体制を考えましょう。