ああ、スクエニ

課金が大問題のオンラインゲーム、その最も

痛いのがドラゴンクエスト１０。

普通のドラクエなら何百万と言うファンが

付いてくる名タイトル。


１ＭＢや２ＭＢのドットで構成されたソフトは

そのドラマ性に感動してプレイされたものだ。

ドットでキャラクターを表現して、今見れば

何この塊と思えるキャラクターが、少ない容量で

仕掛けを駆使して作成された魔法のゲーム。

映画のような動画が流れる今のゲーム世代では

とてもゲームとは呼べないレベルのもの。

想像と自己満足でクリアするシビアなゲームが

今では有り余る容量で、シナリオが勝手に進んでいく。

ラスボスが何かも決まらず、シーズンで新しいボスが

目的となる。


多くのファンが失望した中で、メーカーは、ＷＩＩ、

ＷＩＮＤＯＷＳ、そして３ＤＳにまで広げて

一部のお金を際限なく使ってしまうユーザーを

餌食にしようとしている。

９月４日に出てしまうそうだ。

課金は麻薬のようなもので、一度、コレクションする

ためにお金を投資すると、それが架空の世界であっても

止まらなくなる。

一般の人は途中で飽きて止めるが、はまる人は

ゲームを楽しむためにプレイするのではなく、

それが仕事のようになってしまう。


おいらは、実際に物として手に出来ないものは

あまりお金をかけない。

初めて給料をもらった時も記念に何か思い出に残る

ものをと買った事はある。

以後給料をもらう度に少しずつ生活用品を増やして

いった。課金にはまる人は、画面の中に物がいっぱいに

なるのが仕事で、そろわないとイライラするはず。

ネット上で無料で楽しめるものこそ、架空の世界で

自分のストレスを解消できるもので、コレクションが

整わないとストレスになるのでは本末転倒。

子供には絶対に買わせてはいけないゲームだと思う。

お小遣いをそのうちネットにつぎ込み始める危険性も

考えられる。

ただでさえ、子供のネット利用にはルールが曖昧。

モラルがなく、攻撃的で顔の見えない相手にひどい

態度をとりがち。

３ＤＳは子供を中心としたゲーム機で、子供のネット

依存を加速させることも考えられる。

スクエニは、課金制を取り除いたゲームを提供しなければ

今後大問題となりかねない。

また、３ＤＳでこのゲームにＯＫを出した任天堂は

どん底まで味わうかもしれない。

子供に課金は絶対悪。

注視しないといけないと思う。