プレイステーションの携帯版という形で

高機能、高画質で任天堂のゲームボーイアドバンスより

大人向けのゲームを期待されたゲーム機。

エンターテイメントを売りにしたためか、UMDという

独自のディスクで映画を売り出していたが、

メモリースティックにコピーして見た方がいいと

ほとんど売れなかったと思う。

その映画をメインにしたせいか、本業のゲームが

ほとんど出てこないで、ちょうど今のVITAみたいに

宙ぶらりんになっていた。


後にモンスターハンター等の超人気ゲームのおかげで

かなり人気が出たようだが、PSP goあたりで

今のVITAのシステムに切り替えようとして失敗。

UMDという独自のディスクシステムにしたために

そのUMDの形式で販売したゲームをサポートしないと

宣言したVITAは、また闇の中へと迷い込んだ。



おいらは、PSPの3シリーズ、

1000番、2000番、3000番の全てを購入し

現役で動くのが1000番と3000番。

2000番は最もゲームをして遊んだ機で、

アナログパッドの故障で処分。

1000番は、PSPで初期のロッド。不具合も多く出たと

言われる機だが、ゲームソフトの不足で飾り物状態だったが、

一度子供にあげて、使わないようなのでまた自分で持った。

3000番は、2000番の故障でゲームが出来なくなって

購入した。

そんな思い出のPSPがいよいよ終了となる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140603-00000009-isd-game


VITAを売りたいようだが、なぜかモンスターハンターは

3DSからしか出なくなった。PSPを牽引した人気ソフトを

なぜソニーは繋ぎ止められなかったのだろう。

ソニーの戦略と言えば、PS3の先見の投資があまりにも

遠い先を見ていたので、受け入れる側はなんのこっちゃか

分らずにやっとその形が整ったところで、PS4へ移行。

ネット構築にかなり力を入れたようだが、無料だったネットも

月額500円の税別で利用となった。


VITAとPS4でかなり精度の高いネット連携を構築している

ようだが、肝心のソフトがVITAにもPS4にも無い。

VITAに至っては、有機ELの最先端のディスプレーを

搭載させながら生産に価格が見合わず生産終了。液晶に

戻ってしまった。おいらは、有機ELの初代で初期ロッドを

懲りずに持っているが、これは正解だったね。


有機ELも自社製ではなく韓国製を載せているという。

結局有機ELの事業自体ダメになってしまったようだが、

ソニーの戦略のなかで、ソフトを作る側とうまく話が

出来ていないのではないかと思ってしまう。


作るものがどんなに良くてもその性能を活かすソフトが無いと

ただの小さな箱。

VITAでなければならないゲームをまだ出していない。

PSPのときは、PS1、PS2クラスのソフトを持ち歩いて

何処でもプレーできるというわくわく感があったが、

結局ドラクエも出なかった。

なぜ、ここぞというときにDS側にソフトを持って行かれる

のだろう。PSPで出して欲しかったゲームのほとんどはDSで

買っているようで、そのソフトの箱の名称を見ている。

そして、PSPで買ったソフトは、モンスターハンターシリーズ

のみであった。

これからもモンスターハンターはプレーできるソフトだが

PSPの歴史はおいらにとってモンハンのみのゲーム機だったようだ。