我が家ではワンコを飼っておりますが

基本昔風の飼い方で、家の中を自由にさせず

ワンコのテリトリーを決めて、

そこに居させます。

3代目となるワンコ1歳ちょっとですが、

20数年かけて、ワンコ知識を改良して

おります。

初代ワンコは牧羊犬で、とにかくうるさく吼える。

2代目は柴ワンコ。おとなしく、家族にだけ

ほとんど分らない位の愛情表現を示す。

3代目は初代と同じ牧羊犬。今回は、初代で

出来なかったしつけ方法を用いて、奮闘中。

初代は、他のワンコがダメで吼えまくる。

人間大好き。家族以外の人間でもOKだが、

テリトリーに進入する場合は激しく吼える。

よく脱走して、他の家のワンコを散々からかって

満足して帰る迷惑ワンコ。


そして、三代目ワンコは、人間OK、他のワンコOK

でも車が大嫌い。車のエンジン音で口から泡を

吹く位吼えまくる。家の中で家族以外の人間は

基本敵。TVのリアルな話し声でもダメな時もある。

初代、2代の時は、悪いことをしたら叩いて

教えるという風潮だったため、実行していたが

実は叩かない方がいいということで、3代目は

とにかく我慢して叩かなかった。

2代目は、叩かれたことはあっても女の子だった

せいもあり、一度も歯をむき出すことはなかった。

ありがたいことです。そして、何をしても怒らない

優しいワンコだった。

このワンコの存在が三代目に叩かないという

決意をさせ、成功したようだ。

3代目ワンコも何をしても怒らない温和なワンコ。

いたずらして何か加えたものを取り返すときも

顔に顔をくっつけて「返して」とゆっくりじっくり

取り返すと、おとなしく返してくれる。

これは遊びのようなもので、特に欲しくないものでも

気を引くためにわざと持っていくようだ。

初代は一度咥えたものを取ろうとすると、唸りを上げて

歯をむき出す生意気な態度をよくとった。

おいらも血の気が多かった時代なので、初代とは本気で

けんかした(笑)直接手を入れると噛まれそうなので

ほうきで突いて、それでも牙をむいてくるときは

ゲージごと引っ張り出した。絶対、参ったといわないのが

初代の生意気なところ。まあ、親父殿が家長で

おいらは初代よりランクが一番下に思われていたのだろう。


3代目ワンコはおいらを親分と認めているようだ。

お客さんが来て吼えたら別の部屋のゲージに

しまわれるというルールで、吼えるとすぐに連れ出す。

最初は分らなかったみたいだが、だんだん理解して

吼えないように我慢している。どうしても我慢できない時に

ワンと吼えて、「あ、吼えちゃった。嫌だ行きたくないよ」

と、言わんばかりの表情が可愛い(笑)

別の部屋のゲージはおいらの寝室でもある。普段は

家の中を歩き回らせることはないが、仕事が終わって

嫁さんが迎えに来ると少し遊ばせてあげる。

おいらのベッドには上げたことがなかったが、嫁さんの

布団は自分の場所だと思っているらしい。

この前初めて上がってもいいよと教えると、寝ているときは

遠慮して上がらなかったが、起きているときはわざと

何かを咥えて逃げる。捕まえて、顔をくっつけて

「返して」で、一遊び終わり。

ワンコはだんだん自分の行動パターンを広げるために

突然大胆な行動に移る。

寝ているおいらのベッドに突如進行。ティッシュを

一枚引っこ抜くと、足元でハムハム。手だけで

取り返そうとすると、じゃれて手を甘ガミ攻撃&ペロペロ

攻撃。散々荒らしまわって満足してジャンプして

嫁さんの布団へ退避。

いたずらっ子はどんどんずる賢くなるのだろうか(笑)