プラチナバンドと呼ばれる800MHZや900MHZ帯が

携帯電話の電波として最も繋がりやすい領域らしい。

ドコモとAUはすでにその帯域を持っていたが、ソフト

バンクやその前身のボーダフォン、J-PHONE時には

持っていなかったので、強くその帯域を欲しがって

いたそうだ。なぜなら繋がりにくいと悪評を永年

言われていたからだろう。

そんなソフトバンクが、永年の夢であるプラチナ

バンドを手に入れ、勢いをつけ、他のPHS回線や

イーモバイルの回線まで手中にしたものだから

この3つの会社のサービスが似過ぎている。

特にイーモバイルは、モバイル通信がメイン

だったのにソフトバンクとサービスが被っている。

被っているならわざわざイーモバイルで種類の少ない

スマホにする意味は薄くなるのでは・・・・。


ソフトバンクのCMはあのお父さん犬のシリーズで、

最初は面白かったが、だんだんネタ切れだろうと思い、

最近では有名な俳優のあのドラマをパクリ切っている。

CMでひどかったのはこのお父さん犬シリーズに対抗

させようと、ドコモ茸の被り物をした一族。あまりにも

ひどかったようで、1シリーズで終了したのかな。

AUとの低脳な争いをパロディー化しているCMもうざい。


いつの頃からかCMでインスパイアーされるような感性の

ものが減り、直感的に笑いで攻めてくるが、

そのシリーズ化にばかり力を入れて、本来の商品が

解らない。


そうそう、ソフトバンクへ数年ぶりにMNPで戻ろうか

検討している最中、パンフレットを見ると、

家族だと2年で10万もお得になるとか、学割だと

もっとお得になるとか書いているが、月額が

どのくらいなのかというイメージがわかりづらい。

そもそも何を基準に10万以上も安くなるかという

ことを考えると、標準の契約をしたスマホの金額に比べて

安いと言いたいようだ。ただし、人によってはガラケーが

いい場合も有るので、この場合はそんなに安くならない

計算になる。

おおまかにスマホだけを基準にして安くなると謳って

いるが、一番安かったのはホワイトプランが出始めた

あの980円で携帯が持てるという時。

あの衝撃に各携帯会社は大幅に基本料金を値下げしたのに

今では使わない機能をたくさん載せたスマホで一律の

大金を払わせようとしている。

一度はスマホを持ってみたい人も高いから元に戻したり、

スマホの必要性を感じない人はガラケーに留まるのも

ありなのだが、見かけの割引につられてや安くなった気分に

陥っている。



家族3人でガラケー3台持っていた時期。

親980円+315円=1295円×2人

子980円+315円+4410円=5705円

合計1295円+1295円+5705円=8295円

8295円×24ヶ月=199、080円


スマホ時代学生あり(3年縛り中2年計算)

980円+315円+5985円ー980円=6300円

6300円×3人=18900円×24ヶ月=453、600円


単純比較

453、600円-199、080円=254、520円増額


ま、本体代値引きとか全然入れないとこんな感じかな。

明らかに携帯会社に支払っている金額が多くなるでしょ。


必要ならスマホは便利でいいけど、要らない人には無駄な出費に

なるというお話。