WII U 発売から予想の販売台数よりかなり少ない

販売数で6万台だそうだ。

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130223-00000503-biz_san-nb

オイラにしてみれば今更な機体だと何度も思っていたが、

逆に6万台も売れたのかとびっくり。

一体ニンテンドーは何台売れると予想していたのだろう。

そしてPS4もしかり。PS3でやっとゲームの種類が増えてきたのに

今更新ハードの必要性を感じないと、友達の間でも言っている。



オイラが子供の頃にファミコンが出てきて、カセットを入れ替えるだけで

色々なゲームが遊べるというシステムは画期的だった。

それまでは、TVに直接つなげるレーシングゲームが、上下のスクロールで

左右にハンドルを切るだけだった。

ゲーム機というものはごく一部の家庭にあるだけで、オイラも一つ買って

もらっただけで、ファミコンもその時は買ってもらっていない。

デパートや駄菓子屋にゲーム機が置かれるようになり、100円で1プレイ

するのが主流だった。そのゲーム機は、基盤に直接データーを入れていた

らしく、その当時としてはかなりのグラフィックでだった。

そのゲームをパソコン(当時はマイコンという)に移植できるかどうかで

パソコンの性能が問われた。アーケードゲーム。

今までパソコンでしかできなかった移植ゲームを画質を落としても移植

出来るかどうかで、家庭用ゲーム機の普及が競われた。

そして、カセットですぐプレーできるファミコンシリーズが人気を占め、

今の家庭用ゲーム時代が来ることとなる。

カセットの技術で、4MBとかカセットに積み込んだ強力なゲームが

出てきて、もうこれ以上カセットの大きさで大容量のゲームは作れない

時代が到来。

それをあっさりCD-ROMで700MBまで容量を上げた。これで何のゲームも

移植できるし、どんなに使っても容量が余ると思っていた。

そしたら映画のような映像が欲しいと制作側は、思ったんだろう。

容量に縛られてなんとか節約してゲームを作ろうとしていた人達が

容量だけ食うゲームに走った。

画像の強化と映画のような環境は最初は面白かったが、すぐに飽きた。

PS2でもう映像重視はいっぱいいっぱい。それでもPS3は映像強化。

PS3も最初6万と5万くらい。高くて買えない。機能削除。

PS2のソフトが動かせない。

開発費が高くて、面白くないのにソフト代が高くなった。

買わない。作っても売れない。ソフトが少ない。この連鎖が、PS3の

前半の様子。



友達の間で、PS4に求めるのは遊べるソフトと、せいぜい39800円。

今更PS2との互換はいらないが、PS3との互換がないと買わないと。

Wii Uの販売は、誰をターゲットにしているかわからない。子供を狙って

いるなら値段をもっと安くして子供向けのゲームをたくさん出せばいい。

大人も巻き込みたいならWIIの時のような体感型で、大人な遊びが出来る

大人なソフトを出さないと、WIIでいいやってなるに決まっている。

ゲーム機の進化は、その時代に欲しい機能を実現する機器ではあるが、

昔の進化よりゆっくりでいいと思う。7年経ったから古く感じるという

代物ではなくなった。買い替えの需要は今の機器に足りない機能の追加

のみで、ソフトの開発に力を注いで欲しい。安易な流行りものを追加した

新型機では、買いたいと思わない。

ゲーム機のポテンシャルをフルに使って、もっとこういうソフトが

作りたいと思わせる制作者側が奮い立つような環境じゃないと、ゲームを

買う人は欲しいゲームに出会う確率が減ると思う。

そこのところよろしく!!