そもそも打倒自民党を掲げて、選挙に勝つことだけを考えていた民主党は
自民党の悪い部分だけを反対して、改革と称するマニフェストを提示。
そして、念願の与党になったはいいが、まさか本当になれると思ってないので
その後何をしていいかわからなくなったのでは?
その後、マニフェストを実行すべく、いろいろ茶々を入れたものの
実際の状態を知って、どうにもならないことを知ったが、言ってしまったものは
何としてもやる真似をしなければいけないと悪行の限り。
沖縄の基地問題も沖縄県民にある程度の妥協を許可してもらっていた自民党案を
さも出来るかの如く嘘をつき続け、結局手に負えなくなってポイ。
民主党の初代首相は、無能を絵に書いた様をさらけ出し、菅氏に放り投げ
菅氏は茶々の大元の小沢氏を敵対することで原動力を得ようとしたが、反撃にあって
更に大震災がおおきくのしかかった。
菅氏の行動は空回りになってしまったが、なんとかしようと努力したことは
賞賛に値すると思う。結果は必ずしも良いわけではなかったが。
問題は、政治を実行する立場になれたのにその後も次の選挙のことばかり
頭から離れない小沢氏の行動。
そして、第一線から引いた元首相の鳩山氏が、毎回足を引っ張ること。
そのくせ、小沢氏と一蓮托生かといえば、いつも曖昧な路線を行き、
答えを全く出さないことである。造反に回っても離党の決意もなく、
自身が首相になった立場を一向に介さない。与党の首相となったのだから
理想と現実は違うと気づき、少しでも理想に近づいけたいが、苦労するという
葛藤が見て取れるのが今までの首相。
鳩山氏は、まるで自分が首相だったことも忘れ、国家の大事に優柔不断の姿勢しか
取れない。消費税増税が嫌なのは国民全員が思っていること。でも増税にしなければ
いけなかった状況と、その分の別の減税などいろいろ考えることはたくさんあるのに
国民は増税を嫌っているという理由を盾に何も話し合わない。
いたづらに時間だけが過ぎて、政権交代から何の進展もない。
グローバルと言いながら世界が一体感に包まれた平和ボケの間に、中国、韓国、
ロシアが、どんどん侵略してるのになんの手も打てない。
平和とは、力が同じ状態で物事を話し合いで決めようという状態の事。国力が
低下して弱い立場の国に力を持った国は、力でねじ伏せてくるのは当たり前。
早く、馬鹿なことは止めて、国家というものに気づき、平和のために働いて
もらいたい。