IPHONEはすばらしい。IPHONEのような操作性をモバイル端末に

導入したAPPLEは先見の目があるともいえる。

しかし、どうして使う人の中には極端な人がいるのだろう。

どちらか一つしか認めない、そんな意地っ張りというか、

許容の狭い人がよくいるのを見かけます。

それは、おいらが、エクスペリアのソフトケースを探している

隣の女性二人組みの会話。

A このさ、IPHONEのケースいいよね

B IPHONE用と他のって区別付かない

A 他のスマホってIPHONEのまねで全然良くないよ。

B 何が違うの?

A IPHONEってパソコンで出来ることみんな出来て完成度がすごい。
  他のやつってただ真似してるだけで、全然だめだね


なんか、この会話聞いてて、他のはどんな感じか試してないのに

ただ真似をしたものでよくないと、IPHONEを絶対的な存在として

神的なものと受け止めてるようで、気持ち悪くなった。

車でもパソコンでも誰かが作った物がいいなあと思い、自分も

それと同じか、それ以上のものを作りたいと最初はまねてみる。

そして、自分だったらこういう機能もつけてみたいとか、色々

研究してどんどん進化する。真似したものが、最初の元となった

物と違う進化を遂げるのが、家電製品。

IPHONEは何にも似てなくて、突然出来たものではなく、かつて

ソニーが音楽を持って歩くといったコンセプトのウォークマンに

始まる。もしかしたらもっと古くにそう考えた人がいるかも。

携帯にカメラをつけるという発想は、日本でも写メが流行った

時に3万画素という貧弱な状態もあった。

ガラパゴスという独自の進化を遂げた日本の携帯電話は、

海外には早すぎて人気がなかった。

タッチ画面だってニンテンドーDSですでにおなじみの機能。

今、IPHONEが売りにしているカメラや音声認識などは、すでに

日本でも使える状態だった。

しかし、IPHONEがなぜ、特別にもてはやされたかというと

機能ではなく、デザインと自分色に変えることができる

カスタマイズが売りだから。

スマホの前に電子手帳が流行った。PDAと呼ばれる、小型

パソコンを目指したもの。一時は流行ったが、進化しきれず

消えていった。ザウルスと呼ばれるシャープの電子手帳は

ビジネスマンにはかなりの人気だった。

こうした歴史の後にIPHONEが現れた。特に新しい技術ではない。

優れていたのは、ITHUNESを柱として音楽やアプリをパソコン

から買って、IPHONE、IPOD等に同期する。システムを

パソコンで一括管理出来る点。進化した今は、クラウド

サービスを中心にパソコンすらIPHONEと同じ立ち居地として

サーバーですべてを管理するシステムを構築したところ。

こうした、長い年月をかけてIPHONEという主力商品を売り

出したことが、APPLEのすごいこと。IPHONE自体が他のものより

優れているのではないことを、知ったかぶってる会話にブチ。


おいらもまだ完全に知ってるわkじゃないけど、毎日が研究。

家電製品の進化を見るのは、おいらの趣味。子どものころに

今の世界のような品物が出てくるなんてまさに夢のよう。

でも、エクスペリアも好きなんだなあ。ワンセグ、FMラジオ

といった、モバイルで何でも出来るよって言うところが、

子どものころの夢に描いた魔法の道具みたいで、おいらの心を

わしづかみwww

ああ、あと例に使った女性二人組みね、悪気はないけど、一瞬

ムカッときたので、話題に出しました。ごめんね。どこのだれか

わからないけどw