横浜CATS(第24回) 大口ランペに異常接近され、猫観劇史上最もニヤニヤした日 | PRYCE16写真日記(~2017)

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

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火曜日昼から、毎日のように、毎休み時間毎に確認しつづけたこんなページ。
 
幸いにも突如変更になったり、ダブルになったりする事はなかった。
 
そのまま会社を逃げるように立ち去り、いつもは乗らない私鉄電車の駅へと向かう。
 
動揺して写真を撮り損じたが、当然いつもより1本早い奴だ!





 
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電車の中では、今度は携帯でこんなページをチェック。

 
携帯とパソコンで、時として異なる事が書かれている事もあるので要注意だ。






 
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      そしてやって来たのは、昨年のクリスマスイヴを一人楽しく過ごした御存知のこんな場所。

 

 

 

 

 

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その入口に掲げられてたこれに近づくにつれ、心臓の鼓動は早くも最高潮に。
 
薄目で恐々見てみると…
 
一応大丈夫なようだ。
 
だがこれとて所詮はヒトが作った印刷物だ。間違いがないとは言い切れない。






 
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キャストボードを見てやっと安心した。ACL全国公演を終えて、久々に地元に凱旋した大口嬢が、よりにもよってランペとして降臨したのだ。過去47.5回もCATSを観ていながら、まだ1.5回しか遭遇した事がなく、ボクにとっては今だに超レアキャストである。ちなみに1度しか観た事がない真に希少な方々は、坂田ディミ、坂田ヴィク、パナボン、上条ランペ、石倉ジェニ、谷内ジェリロ、涼太スキンボ、齋藤タンブルなのだが、しかし高倉ボンの0.5回に敵う者は今後現れないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オーバーチュアでの大口ランペの歩みはやや早い。本当なら上手C席の前でずっと滞在し続ける筈なのだが、どんどん進んでいってしまった。ソング開始時は相変わらずの横顔。それから大注目の「♪冒険に~は~」では、タイヤ位置から全力で駆けてくる。直前に進路を横切るギル(?)にかなりハラハラする。そして、最上手スロープの途中でブレーキをかける事もなく最下段まで滑走して来た大口ランペは、絨毯部との境界まで来た所で…あろう事か、ボクの1列前の御婦人にロックオンを仕掛けた。御婦人は目を合わせないように必死に勤めていたのが背後から手に取るように判った。

 

 

  「なんてもったいない…!」

 

 

前回この席に座った時には、舞台上部で歌う由佳乃ジェニの姿と美声に酔いしれていた所、突如目の前に現れた憧れの大口ランペに驚き、しかも何の心の準備もないままいきなりロックオンされて、息をするのも忘れる程びっくりした。そんないい思いをしてしまったが故に、今日のこの仕打ち(?)は、かなりショッキングだった。前回がたまたま良かっただけの事であり、元々はこんなものなのだろうという辛く厳しい現実を目の当たりにする事となってしまった。ひょっとしたらあと3回の接近時にも、何事もなく終わるかもしれない…と、早くもちょっと憂鬱な気分にならざるを得なかった。最前列観劇といい、最高の物事を一度味わってしまうと、その後が辛い。

 

 

 

泥棒ナンバーでは、豪快に笑い飛ばしながら登場し、相変わらずのダンサーらしからぬ美声を披露する。何百回と見た「稽古の現場から」でのハスキーボイスはどこへやらである。「♪はたまた天気のせいなのか~」時の側転も、ハンドスプリングの豪快なもので、着地時には体が正面を向いているような感じ(目がついてゆかない程素早い)。カッサ登場時の優雅な側転とはまったく異なるものだった。

 

 

 

 

デュト様ナンバー途中で中座する所までしっかりと見届け、いよいよ「ボウル」だ。中半のメサイヤ風な部分では上手側で踊っているランペに釘付けだ。ボウルエンディングが近づく。ここは虚空を見つめるランペを超至近距離から存分に堪能出来るすばらしい機会なのだ。目線は元々来ないので心配する必要ない…筈だったのだが、例によってスロープをすごい勢いで滑り降りてきた大口ランペが、♪ジャッ、ジャジャンと決めたポーズはというと…

 

 

 

  「お座り姿勢でボクにロックオン!!!」

 

 

やられた~!
今回もまた油断していた所を、不意を突かれてしまった。

 

 

  「どうよ私!かわいいでしょ?かわいいでしょ?」

 

 

と不安げに語っているかのような目に悶絶!
(勿論、かわいいどころの騒ぎではない)
こういう猫、確かにいる!

 

 

予想外の素晴らしい出来事に、ただただ顔がニヤけるばかりだった。

 

 

1幕メモリーが終わり、休憩時間に入るが、しばらくの間は立ち上がる事が出来ず、ニヤけたり、幸せのタメイキをついたり、事の重大さに震えたりしながら数分間を過ごした。

 

 

 

 

 

ガスナンバーでは、タイヤの上でデュト様に甘えた、無防備な寝姿をオペラグラスで堪能するのは…ちょっとあまりにもえげつないかなと思い、遠慮してみたりもした。

 

 

 

 

 

マキャナンバー後での「オールデュトロノミーは何処?」という小台詞にも悶絶。何でこのヒトは、容姿、ダンスだけでなく、声も素敵なんだろう?

 

 

 

そしてミストナンバー。デュト様奪還の後、客席に散る猫達。ボクのすぐ横を駆け抜けてゆく大口ランペ。その姿を体を捻って凝視する。通路向こうのA席がガランガランだったせいなのかどうか。がっしと目線が合った。そしてにっこりと微笑まれた。こんな事をしているのはボクだけだったので(っていうか、何でみんなやらないんだろう…?)、少なくとも猫ヲタという事位は伝わったか…?

 

 

 

 

 

「天上へ昇る猫~猫からの御挨拶」では、ランペは上手側にやってくる。この壮御なシーンもまたオペラグラスを使うのはちょっとヲタ丸出しで気が引けた。そんな変な心配の一切必要なかった五反田の2階席がちょっと懐かしい。

 

 

 

 

そして、本日最後のランペ接近シーンである「カテコ待機」。石栗ランペや王クンランペは、スロープを降りた後、5列目横通路を上手側に左折し、そして方転をする為、5列目といえども目が会う事はなかった。ところが大口ランペはスロープをスーっと滑り降りてきた後、徒歩(4足歩行)でずんずんずんずんと近づいてくる。ボクに向かって微笑みながら!!。ポーカーフェースの得意なボクだが、流石にこの時ばかりはちょっと笑顔を見せた。その後ボクの席の真横で方転して、ボクにぴったりと寄り添うようにして出番に備える。前代未聞の超至近距離だ。カテコを無視して、体を捻って大口ランペをガン見した。

 

 

 「あぁ、このまま(←ランペ姿のまま、笑)連れて帰りたい…」

 

 

そういえば前回は、大口ランペも5列目通路待機だった。くるりと向きを変えた後、タイミングを計るためにステージを凝視する直前にちらりとこちらを向いたのだった。とすると今日のコレは一体…

 

 

 

 

その後のカテコでの出番では、石栗ランペ及びウンペが「どっひぇ~」、磯谷ランペがランペポーズだったのに対して、大口ランペはハンドスプリングの側転のような前転のような見事な技を決めていた。そうか、容姿、ダンス、声だけでなく、アクロも出来るのか…ますます素敵な大口ランペだった。

 

 

 

 

前回も、「もうこれ以上凄い事はないだろう」と思ったが、今日は前回の更に倍位すごかった。

 

 

次回もしこの席で大口ランペを見たとしても、今回よりすごい事にはならないだろう…

 

 

 

 

 

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ヨ231系に乾杯したような写真となってしまった。コンデジでもひと工夫すれば背景ボケボケの写真が撮れるものだ(…が、構図的には大失敗)。

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日もボックスシートに座る事が出来た。
 
本当は、今日の楽しかった出来事を思い出して、思いっきりニヤニヤした写真にしたかったのだが、あまりにも我ながら気持ち悪かったのでやめた。











 
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ボックスシートを独占。本日の楽しかった出来事を早速ツィッターにつぶやいた。ブログ記事(特に観劇モノ)を書くのが遅いボクには、ブログよりもお気楽なこのシステムはうってつけだ。まるで壁に向かってつぶやいているようなのが難点であるが、まあ何人かは見てくれているみたいだし…