850.憧れの地、尾道 | PRYCE16写真日記(~2017)

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

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4時に起き、名神高速、中国自動車道を西へ西へと進み、JR芸備線の備後庄原へ。

 

ここは、4年前にバイクで無断宿泊した駅だ。非常にかけにくいごめんね電話をかける為にわざわざこんなに遠くまで来たという、ちょっとほろ苦い思い出の地だ。





 

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その後、尾道へ。4年前にも寄ったものの、バイクだったので千光寺公園にちょろっと寄っただけにとどまった。その前は9年前。今は亡き寝台急行銀河で京都まで行き、智頭急行経由のスーパーはくとで上郡まで行き、その後は鈍行のつもりだったのだが、なんとなく時間がもったいなくなり、ターボ付きのディーゼルエンジンを搭載したキハ181系のいなばがやって来たので飛び乗り、岡山(か倉敷)から先は鈍行に乗り、尾道駅を降りてすぐに宿を押さえ、一日中あちこちを回り、映画「さびしんぼう」の主人公井上ヒロキ君の家という設定だった憧れの西願寺にも行き、たまたまお寺の方が市街に出る用事があるという事で帰路は車に同乗させていただいて駅まで送っていただき、夜はたまたま花火大会だったので、花火を一人岸壁で観ながらビールを飲んでベロベロになるという素敵な旅だった…←ちょろっと書くだけのつもりが随分色々書いてしまった…

 

今回は千光寺公園に車を止め、ロープウェーで「下界」へ。


 

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井上ヒロキ君の友達のマコトだかカズオだかの家がある商店街。年末の福引会場でずっこけ3人組が騒ぎを起こている横を、富田靖子扮する橘百合子嬢が自転車で颯爽と通り過ぎ、それを見たヒロキ君が騒ぎを放ったらかして渡し舟(後述)まで全力で追いかけるという、まるで夢の中のような美しい光景がくり広げられた場所である。そんな聖地に4年前にバイクで乗り入れてゲリラ3ショットを撮った悪い奴もいた。(エンジンかけなければ歩行者扱いだよ~)


 

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そんな商店街を何負往復もして、やっと昼食をとる店を決めた。盛りの良さで、食べ盛りな学生達に人気の店というのはどこにでもあるものだ。店内には日曜日であるにもかかわらず高校生らしき男女の姿があり、そして壁にはお決まりの色紙の寄せ書きが飾られていた。

 

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穴玉丼。820円也。「おのみちどんぶり」という副題に魅かれたのだが、最近すっかり小食なもので、たいらげるのには少々苦労した。ボクにとっての尾道は、まるで夢の中に登場するような幻想的な世界そのものなのだが、あの尾道三部作がなければ、普通のひなびた漁業と造船の街でしかないのだろうか。商店街は観光客目当ての変な装飾もなく、ごくごく普通だった。これこそボクの最も好きなパターンだ。

 

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岸壁にたたずみ、ぼけーっとしたひと時を過ごす。今週もまた海に来てしまった。しかしここは尾道だ!すごい!…昼食が多くて、動けなかったというのもある。

 
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そして今回は、橘百合子嬢が通学に使用していた渡し船に、ヤネナシ号と共に乗ってしまったのだ。これはすごい事だ!またヤネナシ号との思い出がどんどん増えてゆく…(この状況なら三脚自分撮りも十分に出来ただろうに…無念!)


 

1986年にさびしんぼうを(TVで)観た時には、まだ運転免許も持っておらず(無線従事者免許は持っていたが…笑)、自分で車両を所有して全国各地を自由に飛び回れるようになるとは思わなかったし、「ロケ地探索」というようなジャンルもまだ確立されていなかったし、しかもそれをホームページやブログで全世界に向けて勝手に配信出来るようになろうとはまったく想像すら出来なかった。


 

向島上陸後、島内を一周。途中、井上ヒロキ君が橘嬢の自転車を持ち上げながら歩いた「津部田」も発見した。雨もパラつき、日没も迫って来た為今回は断念したが、いずれまた近いうちに是非訪れたい。


 

後ろ髪引かれる思いだが、尾道を後にする。このままどこか宿を取ってしまいたかったが、遅い夏休みはあと2日しかない。往路は高速であっという間に来てしまったが、帰りはALLシタミチだ。地獄のような工程が待っているのだ(今更高速に「定価」でなんか乗れない…)。



 

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OKYMKKLを本日の宿にした。すぐ近くに銭湯もあり、車なのだからどこか適当に車を停めて睡眠を取る事はいくらでも出来たのだが、なんかのんびりまったりしたくなったのだ。

 
そしていざ行ってみると、入場料750円、深夜料金1050円、貸し衣装200円、貸しタオル50円という事で計2050円という格安で泊まれてしまった。入場料750円はとにかく安い。以前行った事のある駿河/信州/石見沢の各健康ランドでは2000円コースなのに対して、普通のスーパー銭湯なみの価格でしかない。

 

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じゃじゃ~ん!御存知「ミニキュン」ことDELL INSPIRON MINI9とたわむれる夜。

 
ヤネナシ号は製造以来17年目にして、今までの最長距離であった京都をはるかに越える広島にまで足を伸ばす事となった。随分と遠くへとやって来たものだが、製造後1年に満たないミニキュンもまた随分と遠くへ来たものだ。