こんばんは。(^^)
のんびり勉強中に、BGMをと思いまして、iPhoneのライブラリーを開いたのですが、どうもこれというのがなく、
替わりに、MDライブラリーを漁りましたら、ビートルズのLet It Beのネイキッド版が出てまいりました。(^^)
で、今これを聴いているところです。
既に10数年ほど経つプレイヤーでこれまた古いディスクを最新のハイレゾ対応のヘッドフォンで聴く…
何ともですが、これが実にうまくマッチしまして。(^^)
当時の音の良さに驚いています。もちろん、MDですので、天井がある音ではありますが、それでも全然悪くないと思います。
このLet It Beですが、発表が1970年5月8日。
発表自体は最後のアルバムですが、着手されたのが1969年の4月に行われたゲット・バックセッションからの音源が殆どでしたので、その後の7月のひと月をかけて録音されました「アビー・ロード」が事実上の最後のレコーディング…とこれまでそう思われていたのですが、どうもその後、追加の録音が行われたようで(1970年の1月頃。3月頃にフィル・スペクターによって編集、制作が行われていた事実が判明)、そのため、現在ではこのアルバムのレコーディングが最後のものということになっています。(^^)
ただ、この時に追加されました分厚いコーラスやオーケストレーションのサウンド(これをウォールサウンドとフィル・スペクターは申しておりました。これに対抗して、ナイアガラ・サウンドというものを構築したのが大瀧詠一であることは有名です)は、ポール以外のメンバーは当初はすごく気に入っていたのですけど、後にその音が邪魔と思うようになってきまして(実際、ジョージハリスンは、ソロデビューアルバム「All Things Mast Pass」の中のいくつかの曲を再レコーディングしています)、その意向から1999年頃に再編集されたのがこのネイキッド版ということになります。(^^;
実際聴いてみますと、当時のビートルズがどのような音楽を行いたかったのかが生々しく聞くことが出来、とんでもない名曲ぞろいのアルバムだということがうかがい知れます。(^^)
メンバー間の緊張が伝わり、確かにウォールサウンドが余計なもののように感じます。ただ、ウォールサウンドを全否定することも出来ないのですよね。あれがあったから、Let It Beは名曲になったとも思えるのです。(^^;;
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1970年に発表されたバージョンと聴き比べられますことをお勧めいたします。(^^)
ただ、この時代(ネイキッドが発売された時代の)、CDにとっては受難の時代だったのですよね。
と、言いますのもこのCD、悪名高いコピーコントロール仕様のCDでして、CDラジカセにそれを知らずに入れて再生しますと、故障の原因になることがありました。ダビング防止のために入れた信号がプレイヤーに多大な負担をかけていたのですよね。(--;;
ですので、今でも中古市場では人気がないと思います。そんなCD怖くて再生できないですもの。(((( ;°Д°))))
それに音も悪くなっていましたし。(--;;
なので、このMDへのダビングの際には、CDプレイヤーからアナログ出力して(デジタルですとコピー不可能)、アンプに通して音量などを補正して、MDのアナログ入力でダビングしています。結構手間がかかった記憶があります。(--;;
アナログに一旦変換したのでしたら、AD/DAコンバーター(クロック発生装置があればなおよいです)があればアップコンバートなどを施して、疑似ハイレゾ仕様にしてみることも出来ますが、面倒なので、今のままで楽しみたいと思います。(^^;;
続きます。(^^;;
あぷりこっと