タマの思い出。前編 | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは、アプリコットです。(^^)


ここのところの疲れなのか、眠くて眠くて…濃いコーヒーを飲みながらこのブログも書いています。


もう、20年以上も前になります。私が社会人となって半年くらい経ったころのお話になります。


そのころの私は、社会の厳しさと言う現実と、自分の本当になりたい(やりたい)と思っている夢とのギャップ差に苦しみ、もがき苦しんでいた時期でした。


そして、私の同級生のほとんどが県外の会社や大学へと行ってしまったために、身近に相談できる相手もおらず(そのころは、携帯は大金持ちしか持てず、ネットも今とは違って、大変面倒なシステムでした。電電公社(現在のNTT)の独自の法律があり、コンピューターネットワークの構築は難しかったですし、それどころか、電話機を好きなものに換えることすらできませんでした(違法になります)。そんな時代です)、一人、悩みを抱えながら生活をしていました。


どうしよう…会社辞めて、どこか知らないところにでも行こうかな。


そんなことばかり考える毎日。当然、仕事にも身が入らず、失敗ばかり。それで更に落ち込んで…と、もう負のスパイラルに陥ってしまっていました。


しかし、病弱の母を置いて、そんなことできませんし、ましてや自分が知らない土地に行って何ができるかと言いますと、何もできないわけでして。それが分かっていましたので、踏ん張るしかありませんでした。


そうやってもがき苦しむ毎日を送っていたある日のことです。帰宅して玄関のドアを開けると、何かが横切りました。始めは何かいけないものか、不審者かと思ってしまいましたが、それは私を見ると、


「うにゃぁん~☆」と鳴いて擦り寄ってきました。


それは、近所の子供が最近飼い始めた、「タマ」と言う名前のぶちネコでした。


以下、次回に続きます。


ヒマワリあぷりこっと


分けて書くのは初めてです。(^^;