朝顔の花ばかりです。でも赤が咲きました。
何しろ我が家は夏の暑さで今お花が不足しています。
今日は蒸れてしまいそうに密集した、以前飼っていて、天寿をまっとうしたゴールデンワンコの大好きだった南天の木を少し刈り込みました。
涼を求めてワンコは南天の木の下にもぐりこんで、根っこの土をすっかり掘ってしまってあったのですが、葉を刈るぐらいで、その場所はずっと手をつけることをしていませんでした。
家族は、ワンコがここを好きだったんだよね、っていつも家族で話していました。
そういえば南天は魔よけになると言われる木ですね。
南天の木の下にはすっかり南天に幅寄せされちゃったつつじがいたり、とげのきつい山椒の木もがんばっています。南天は本当に繁殖力の強い木なのでまたすぐに茂っちゃうんだろうなって思いながら、園芸用ののこぎりでぎこぎこと太くなった木をたくさん切りました。
葉を刈るととてもよい香りがしました。
奥の方にワンコの水のみ茶碗が一つそのままそこにありました。
ああここにいたんだね、って寂しいようなホッとするような不思議な気持でいっぱいになりました。
犬は人よりあとから生まれてもドンドン先に人間を追い越してしまいます。
ワンコが人より短い時間を幸せに生きられるように、その大事な命を預かることとしたからにはつとめたいと思います。
南天とは別の木ですが、やはり密集した枝を払うため見ていたらこんな抜け殻が。
ご本人はここにいました。
南天の木のテッペンで獲物を待っているのでしょう。
朝、玄関のカーポートの階段のところにアゲハの翅のかけらが落ちていて、このアゲハは何かに食べられちゃったんだろうと思っていたところでした。
庭をできるだけ無農薬でと決めたのはマイロがいるからということはもちろんですが、虫が来る庭にしたかったからです。
土を掘り返せば幼虫が、水をまけばしじみ蝶が舞います。
三時草がいつの間にかびっしりとはびこってピンクのかわいい花を見せてくれます。
いつもの綺麗な色の足長バチとは違う、丸いトックリのおなかをもつ蜂や黒い地蜂もやってくるようになりました。
（蝶は思ったほど着てくれませんが 笑）
バラの葉を重曹で拭きながら、小さな庭の営みに微笑ましく感じる日曜の朝でした。