おひさしぶりです。

今回はひさびさづくしの作品でした。

ひさびさの長編。
ひさびさの海外文学。
ひさびさの1日で読了。

読み始めてあっという間に
物語に引き込まれていきました。

そんな今回読んだ作品はこちら。

パトリック・レドモンドの『霊応ゲーム』




本屋さんのポップが話題になってますよね。
「薄暗い執着系ヤンデレ男子がすごい!」
私もこのポップに惹かれて手に取りました。


舞台はイギリスのパブリックスクール。

主人公は公立校卒の大人しい普通の男の子。

公立校卒ということでクラスメイトや
教師にまで虐められて過ごしていました。

そんな中教科書を忘れたことがきっかけで、
クラスの一匹狼の男の子と親しくなります。

そこから段々と彼のまわりで
おかしなことが起こり始めます。



読んだあと絶対に誰かと語りたくなる作品です。

思春期独特の友達への独占欲。
他を使って自分をよく見せようとする自己顕示欲。

読んでる中で異常だと思う登場人物たちの行動も、
どこか身に覚えのある感覚だったりもします。

ここまで極端ではないにしろ、
誰でも感じたことがあるのではないでしょうか。


結局みんな一人ぼっちは寂しい。
誰かに依存しないと生きてはいけない。


この物語の主人公はジョナサンです。

しかし場面ごとに他の登場人物の心理描写や
バックグラウンドなども丁寧に描かれています。
やはりみんな誰かに依存している。


ただ、この物語で最もキーとなる
リチャードの心理描写は全くされていませんでした。
(私が覚えている限り)
全てまわりから見たリチャードの描写のみ。


これも何か意味があるのかもしれないですね。


とにかく一気に読んでしまえる作品です。

読んだあとにも謎は残って
すっきりしない部分もあります。
余韻がいつまでも続きます。

今また新しい本を読み始めたのですが、
霊応ゲームが印象的すぎて
まだどこかに残っています。


とても中毒性のある作品です。

とにかく誰かにオススメしたい。
そして語り合いたい。

ぜひぜひ読んでみてください。


でわでわ✽