おひさしぶりです。
半年ぶりです。

前回に引き続き
今回も森見さんの作品です。

「ペンギン・ハイウェイ」

$プルンクザールの夢



森見さんの作品と言えば
四畳半に住む京大生の怠惰で愉快な物語。

しかし、今回は違います。

京大生も、鴨川デルタも、四畳半も、
黒髪の乙女も、河原町も、偽電気ブランも出てきません。

京都の「きょ」の字もありません。


今回の主人公は小学校4年生のアオヤマ君。

研究熱心で興味の持ったこと・発見したことは
すぐノートに記す。

腹が立ったらおっぱいのことを考えて
心を沈める。

歯科医院のお姉さんと仲良しで
「海辺のカフェ」でチェスをする。

ちょっと生意気で子供らしくないアオヤマ君。


そんなアオヤマ君の住んでる街に
不思議な事件が起こります。

不思議な事件を研究するアオヤマ君と
それを見守る歯科医院のお姉さんのお話です。


この物語はファンタジーです。
だけど後半ちょっぴりミステリーな気分になりました。

読みながら私もアオヤマ君と一緒に
不思議な事件の謎を解こうとしたけれど
全くもってダメでした。

たぶん私が大人になってしまったからなのかなと思います。

アオヤマ君はすごく大人びた子供だけど、
出てきた登場人物の中で誰よりも
少年の心を持ってると思います。

アオヤマ君の純真無垢な探究心が羨ましいです。



最後に。

生意気なアオヤマ君のかっこいい一言。

―他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、
昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。


私は昨日の自分に優ってるかな。


でわでわ*