こんばんは。

心理カウンセラー、フラワーエッセンス花療法士のYasumin花です。

 

前回の端午の節句に関するお話の続きです。

 

 

「こどもの日」でもある

「端午の節句」といえば、

 

「柏餅」に「菖蒲湯」ですよね。

 

スーパーやドラッグストアでも

青々とした葉っぱが売られています。

 

 

ちなみにこの「菖蒲」

 

 

紛らわしいのですが、

 

美しい花が咲く「花菖蒲」とは

違う種類になります。

 

 

「花菖蒲」に対して

 

「菖蒲湯」に使われる菖蒲は

「葉菖蒲」と言われます。

 

 

「花菖蒲」「アヤメ」「カキツバタ」が

「アヤメ科」なのに対し、

 

「葉菖蒲」は「サトイモ科」。

 

全く違う植物なんですね。

 

 

花の形も全然違っていて、

ガマに似た黄色の花が

下の方に咲きます。

 

 

画像:Wikipedia より

 

 

「葉菖蒲」の茎と根には、

 

肩こりや冷え性などの血行不良や、

神経痛なとに薬効があるとされ、

 

 

葉は、

健胃の薬効の他、

 

剣に形が似ているため

古来より祓邪の働きがある、

 

とされてきました。

 

 

またこの時期に生い茂る

「ヨモギ」は、

 

もぐさの元になり

利尿や傷薬、痛み止めなどの薬効があり、

 

日本では「菖蒲」とともに

魔除けのはたらきがある、

 

とされてきました。

 

 

この「菖蒲」が出て来る民話や昔話に

「食わず女房」というお話があります。

 

ある男が「飯は要らない」という

若く美しい嫁をもらう。

 

初めは、この女房が

飯を全く食べずに良く働くので

喜んでいたが、

どうにも蓄えの減りが早い。

 

おかしいと思って仕事に出たふりをして

家を覗いてみると、

 

女房の頭の後ろがぱっくり割れて、

後頭部に表れた大きな口から

次々にご飯を飲み込む姿を見てしまう。

 

嫁は実は山姥だった。

 

姿を見られたことに気づいた山姥が

男を追いかけ、

 

逃げた男が身を潜めるのが

「菖蒲」「ヨモギ」の生えている原です。

 

山姥は、菖蒲とヨモギのせいで手が出せない。

このおかげで、男は九死に一生を得たといいます。

 

 

これが、「端午の節句」で

 

菖蒲を屋根にさしたり、

軒下に吊るしたり、

お風呂に入れたりして、

 

厄災や穢を祓う風習の元になった、

といわれています。

 

 

わたし達の小学校での読み聞かせでも、

5月には「食わず女房」のお話をさせていただいています。

 

同じ山姥から逃げる系の

「三枚のお札」と違って

 

「食わず女房」は

どこかコミカルであまり怖くないので、

低学年のお子さま達にも親しまれています。

 

 

 

では、実際に

この「葉菖蒲」が

 

どんな植物なのか

エネルギーを感じてみましょう。

 

 

 

植物たちは、

その形状や生態が

実際にその植物の本質を

表していることが多いです。

 

 

固くて切れ味の鋭そうな形状の

葉をもつ、この植物には

実際に邪を祓う力を感じます。

 

葉の真ん中に

一本だけ通った筋は、

 

「真実」はいつも一つであること

を教えてくれます。

 

(まるでどこかの小さな名探偵みたいですが(^_^;)

 

 

また、

 

私たちの取るべき道筋は

いつも一つだけであること

 

を教えてくれます。

 

 

不安や怖れなどの

「幻想」を打ち破り

 

「愛という真実の道」を

私たちが、迷いなく進めるよう

 

「真実の剣」として

道標となってくれます。

 

 

この葉が体現してくれているように

 

力強さとしなやかさをもって

 

私たちのエゴや思い込み、

 

不適切な信念体系である穢を祓い、

 

勇気を与えてくれるのです。

 

 

また、

他人からつけられたレッテルや

 

サイキックアタックの名残なども

浄化してくれます。

 

 

 

植物のエネルギーとつながる度に

なんて良い子達なのかしら!と、

いつも感謝の気持ちでいっぱいになります虹

 

 

そして、

 

 

 

新しい季節の始まりに

 

穢を祓い

 

身を清めて

 

夏を迎える、

 

 

この風習。

 

 

 

 

ただ、形が剣に似ているから、

というだけでなく、

 

 

実際、とても理に適っていて

素晴らしい風習なのだな、

と改めて思ったのでしたにっこり

 

 

 

 

端午の節句は

 

ご家族で「菖蒲風呂」に入り、

 

「食わず女房」のお話とともに

菖蒲風呂の由来について

 

ぜひ、

お子さま達とお話する機会を設けてくださいね

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

花や植物は、

 

母なる自然からもらった

最もパワフルで素晴らしい

 

癒しのひとつです。 

 

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