立春が過ぎ、

暦の上では春になりましたね。
 
今年は、2月4日から4月16日までが春にあたります。
 
春を季節の始まりとすれば、
立春は一年の始まりともいえますね。
 
梅の花にもメジロが遊びに来てくれ、
日中は暖かい日も増えてきましたね。
 
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一方、
2月は、まだまだ寒さが残る印象です。
 
統計上では、
一年で一番寒い月は1月らしいのですが
 
なまじ暖かさを体感した後ゆえに
寒さがぶり返した時に、実際よりも
強く寒さを感じてしまうのでしょうか。
 
如月」の由来は「衣更着」という説もあるくらいです。
 
油断せずに、
更にもう一枚重ね着をして
お出かけした方がいいよ、
 
という、
ご先祖さまからのメッセージ
かもしれませんね(o^^o)
 
 
さて、
この重ね着。
 
私たちは「心」にも重ね着することがあります。
 
 
心の鎧、心の仮面といった方がいいでしょうか。
 
 
衣服の重ね着が、
私たちを寒さから守ってくれるのに対し
 
 
心の重ね着は、
私たちが抱える心の傷が
 
刺激されないよう、
これ以上傷まないように
守ってくれます。
 
 
ただ、
衣服の重ね着は、
暖かくなれば自分で脱げますが、
 
 
心の重ね着は、
すぐにまた寒くなるのでは、
等の恐れから、
なかなか自分で脱げるようにはなれません。
 
 
本当は暑いのに、
重ね着を続けていたら、不快ですよね。
 
 
それと同じように、
 
本当の自分の望みは別にあるのに、
心の重ね着は過度に自分を守ろうとします。
 
本当の自分の望みとは別の方向に、
重ねた衣服=仮面が物事を進めて行くために、
 
トラブルになったり、
ストレスになったり、
不快感や違和感を感じることになります。
 
 
例えば…
 
人付き合いは、疲れちゃう。
 
合コンを断るのも面倒くさいけど、
行っても楽しめないし、
盛り上がれないし、
何となくその場にいるだけになってしまう。
 
私は1人でいる方が性に合ってるみたい。
彼氏作るのは向いてないのかも。
 
でも、いつかは結婚したいし
このままでいいのかな…。
 
 
という悩みがあったとします。
この場合、
(あくまで例えなので、
だいぶ大雑把になりますが…)
 
 
結婚したい
 
などの望みがあるにも関わらず、
 
人から拒絶されたくない、
つまらない人と思われたくない、
 
などの恐れから
 
合コンで何となくその場にいるだけ
 
という行動で
機会を自分から狭めてしまい、
 
結果、
望みから離れてしまい
もやもやしている…
 
と見る事ができます。
 
この、
合コンで何となくその場にいるだけ
 
という行動をとってしまうのが、
心の仮面です。
 
でも、本人は、
1人でいたい、というのが
本当の望みだと思っている事が多いです。
 
 
私たちは、みんな
無意識に仮面を付けているため、
 
仮面を付けている事には、
なかなか気がつけません。
 
 
でも、
 
本当は、こうしたい!
 
と思っているのに、
何故か上手くいかないことって
ありませんか??
 
 
もしかしたら、それは
 
あなたの仮面が
主導権を握っているから、
かもしれません。
 
 
まずは、
その違和感に気づいていきましょう
(o^^o)。
 
 
仮面を意識し、
 
仮面を必要としている自分を
受け容れることで、
少しづつ仮面が薄くなり、
 
本来の自分自身の行動が
取れるようになっていきます。
 
 
リズ・ブルボーさんの「5つの傷
では、仮面のタイプと
どのようにして仮面がつけられるのかが
書かれています。
 
自分はどのようなタイプの仮面を
つけやすいのかが、分かるだけでも
 
あ、今、
仮面付けてるかも
 
と気付きやすくなるかもしれません。
 
 
 
 
リズ・ブルボー著
5つの傷
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