朝から涙 | すぎてつ日記

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初めまして『すぎてつ』です。
私が日々大切に考えている事や、オススメしたい本などを発信していきたいと思います。

1月28日 木曜日 くもり

今日は曇りでしたが、寒くなく過ごしやすかったですね☁️

今日は本の紹介はありません🤗

今朝、会社の会議で見させてもらった映像から感じたことをアップしたいと思います🍀


30代後半くらいの男性が30分間くらいスピーチされている映像です。

その方は『すい臓がん』で肝臓にも転移していて、余命が6ヶ月とドクターから宣告されているとのことでした。

スピーチは以下のような内容です。


ちょっとした体調不良で入院。

夫婦で主治医に呼ばれ病状を聞くと、いきなりの余命宣告。

手術もできないし、投薬も効果が期待できないとのこと。

奥様は隣で泣き崩れたようです。

本人は放心状態になり、なぜか『家族で行きそびれていた北海道に行かなきゃ』とその時思ったようです。

その夜、一時退院をし、まずは自分の両親に挨拶に行き

『せっかく生み育ててくれたのに、先立つことになり申し訳ない』

と、ひたすら謝ったとのことです。


次に奥様のご両親に挨拶に行き

『お嬢様を幸せにしてあげれなくて申し訳ない』

と、またひたすら謝ったとのことです。


最後に自宅に帰り、寝ている長女と次女を無理やり起こし、泣きながら事情を説明。

長女は何も言わず逃げるように二階に上がっていき、次女はその場で布団にくるまって泣き続けたようです。

おそらく長女も二階で泣いていたのでしょう…。


西洋医学から見放されたと感じたその方は、何か効果がありそうな漢方薬かサプリメントはないかとネットでかなり調べたようです。

いくつか見つけたお薬はどれも毎月50万円以上するような高額なものばかり。

経済的なことを考えると、闘病せずにこのまま死んだ方が、残された家族のためには絶対にいいと感じたようです。



私はこの時点で、その男性を自分に重ねて、涙をこらえることができませんでした。

もし今、私がそんな宣告を受けたら…。

親より先立つこと。

妻を守ってあげれないこと。

娘の成長を見届けられないこと。

大切な仲間ともう会えないこと。

どれを想像しても無念すぎて、悲しすぎて…。


結局この方は、掛けていた生命保険が、余命宣告を受けることで、生きているうちに保険金を受け取れることを知り、病気と闘える喜びと、高額な漢方薬のお陰で奇跡的に回復し、私たちの前でスピーチしてくれていました。


いつ『その時』がくるかは誰にも分かりません。

今日想像させてもらった『その時』をいつも意識しながら、ありがたい「人」や「モノ」に、常にありがたいと噛み締めながら、末長く家族や仲間と一緒にいれるように祈りながら、毎日を全力で丁寧に生きたいと思います。


スピーチをしてくれた方に感謝。


仲間に感謝。


家族に感謝。



今から商談で東京に行ってきます🤗
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