今日は、医療迷子について。
ネットという便利なツールがあるので、なんでもかんでも良くも悪くもひたすら調べ続けられます。その中で間違った情報も多くありまして…。
いや、合ってたのかもしれないけれど夫には逆効果だったものも…。
民間療法にも手を出しました。
分かりやすく色々な方向を模索し、医療迷子になっていたのだと思います。
多分、「治らない」と言われた病気の家族は少なからず心当たりがあると思います。
野葡萄も夫が飲みたいと言ったこともあり、ウンジュウマン分買いました。
野葡萄酒・野葡萄茶…
結果から言うと、残念ながら夫には効果はありませんでした。
遅延型アレルギーの検査も行いました。(これもウン万したなー)←遠い目
小麦やらイースト菌やら出たので、その日から小麦粉・イースト抜きの食事を提供していました。(いや、大変だった)
これも2年くらい行いましたが、順調に悪くなったのと在宅酸素になったのでやめました。
他にも親戚からお清めの水が送られてきたり…(藁にもすがる気持ちで試してみたり…)
ここ数年で、特発性間質性肺炎についても肺移植についても
様々な経験者やその家族から多種多様な闘病の姿が、ネットから発信されるようになりました。
ただひとつ言えるのは、たどる経過が似ていて同じ酸素量でも
歩ける距離や体感は本当に異なるものです。
こと、肺移植は手術後クオリティ高く生きられる状況か…というと難しいこともあることも家族も認識しておくべきだと思います。
(誰かの厚意で命を頂いているのは重々理解しています)
移植で以前の元気な生活を取り戻す人も多くいるのだと思います。
与えられた状況で幸せを探し支えることができるかが求められます。
どうしたって家族より本人が落胆すると思います。(いや、家族も闘っている本人には悪いけどモヤっとすることもありました。)
分かってる、分かってるんですけどね。