日本で一番インドに近い店&カルピスの… | संस्कृतसागर サンスクリット・サーガラ(サンスクリット語の海)埼玉在住サンスクリット語講師

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世界で一番難解と言われる古代インドのサンスクリット語。ヨーガ、アーユル・ヴェーダ、インド思想、インド占星術etc.インド文化に関心を持つ人へ、サンスクリット語の視点を中心に様々な言葉の由来や正書法、雑学について

先日、九段下に行ったついでに
日本で一番インドに近いインドレストラン
に行ってきました。


ムンバイというお店

なんのことはない、インド大使館に一番近いから、という理由でキャッチフレーズになってるんですね。しかも商標登録されています😆
そんなキャッチフレーズのわりにインドインドしていない内装でしたが、味は美味しかったです。

そこから徒歩1分もかからないインド大使館は祝日のためお休みでした。


現代的なデザインの建物で、千鳥ヶ淵を目の前に臨むロケーションが最高ですね。
千鳥ヶ淵は緑が濃くとてもきれいでした。


先ほどのレストランには、大使館主催の文化講座のチラシが置いてありました。

ヨーガ講座が週1回半年で15000円、週2回半年で18000円って激安です!?
他にタブラやインド舞踊の講座も。

うーん、やっぱり東京はこういう機会がたくさんあっていいですよね。
私は去年から習い始めたヨーガの先生のご都合が合わなくなって、続けられなくなりそうです😥。

そして九段下に行った真の目的、実は
武道館での
オザケンこと小沢健二のライブでした😅

復活後の彼の曲の歌詞がインド思想に似てるところを感じる、と書いたことがありましたが、興味ある方はその時の記事を読んで下さい。


ただ少し言葉を加えるなら、音楽業界から距離を置いてきた小沢健二が活発な活動を再開したのも、今のこの時代だからこそだろうなと感じていました。

そうしたら、たまたまインド政治史、日本近
代思想史がご専門で、テレビのコメンテーターとしても活躍されている中島岳志先生が、ツイッターで去年
19年ぶりのシングル『流動体について』について次のように書かれていたことを知りました。

「流動体について」のポイントは小澤開作(引用者註:小沢健二の祖父)と共に三島海雲だと思っています。三島はカルピスの生みの親で仏教者。カルピス誕生のプロセスは、まさに朝日新聞全面広告の文章と響きあいます。小澤開作と三島海雲に接点があるか調べようと思っています。

曲中、

ほの甘いカルピスの味が不思議を問いかける」

という歌詞の前に、妻子と乗る車が昔の彼女の家の前を通り過ぎたときに、並行世界の自分を想像する描写があるので、
私は、
過去の恋愛を甘酸っぱいカルピスの味にかけたのかなくらいにしか単純に考えていませんでしたが、
まさか三島海雲という、予想をはるかに超えた関連からきてるのだとしたら驚きです。

ちょうど先日のサンスクリット語講座の時に、

『カルピスはサンスクリット語の सर्पिस् sarpis サルピスにカルシウムの「カル-」を付けた言葉なんですよ』

という話をしたばかりでした。
(サルピス=孰酥、乳製品の一種
  サルピルマンダ=醍醐、乳製品の中の最高のもの、から来ているとの説も)


三島海雲は利己よりも国のため、人のための利になることを心懸けていて、
その根底には、仏教の大乗思想があったそうです。

歌詞の最後は
「無限の海は広く深く
でもそれほどの怖さはない
宇宙のなかで良いことを決意するときに」
と結ばれています。

宇宙に良いこと、って何でしょうね。

もしサンスクリット語で表すなら
सत्त्व sattva サットヴァ
という言葉がピッタリな気がします。