4月1日をもって、(入園式はまだだけれど)保育園児となった息子。
近所の(公立保育園併設の)子育て支援センターは未就園児のみを対象としているので、3月末で卒業となり、早速、平日午後の遊び場難民になりました
お昼寝明け、パワーが有り余っている息子を児童館に連れて行くと、「あめー(だめー)!」と怒るので一旦外に連れ出すと、通った支援センターまで歩き出そうとします。
もう支援センターは行っても利用できないので、手前の道で曲がろうとするも...ふんぞり返り、私の手を持って、また支援センターに続く道に戻ろうとする息子。
「え?支援センターに行こうとしてる?道、覚えてるの?」
この1年、何度も通った道。それなのに、こんなことは初めてでした。支援センターの前を素通りしたことだって何度もあります。
3月29日に、「もう今日が最後だよ。」と言って遊びに行ったとき、やっぱり何か感じ取っていたんだね。息子の感受性の豊かさ、意思の強さに驚きました。
渋々、息子の気が済むなら、と支援センターまで歩いて行くことに。園庭を門の外から眺めました。一時保育でお世話になった先生が気づいて、息子の名前を呼んで手を振ってくださいました。
遊びに行きたくて泣く息子を見て、自分も泣きそうでしたもう、あの頃の日々に戻れないんだな、と。そして、まだ息子は支援センターにも通いたかっただろうに、仕事復帰を決めてしまってよかったのかな、と...。(育休なので復帰するのはもちろん当然なんですが...)
息子と過ごしたこの1年4ヶ月は、有限でかけがえのない時間だったのだと改めて気付かされました。
今、育児でしんどい思いをしている方もたくさんいると思いますが、終わりが来るとこんなにも寂しく思うので、どうかその日々が昨日までより輝いて感じられたらいいなと思います。
(758キッズステーションでボーネルンドのおもちゃで遊ぶ息子)