最終更新日:2024.6.24

熱異常
作詞・作曲:いよわ

歌:
KAITO
宵崎奏(CV.楠木ともり)
朝比奈まふゆ(CV.田辺留依)
東雲絵名(CV.鈴木みのり)
暁山瑞希(CV.佐藤日向)





(奏)死んだ変数で繰り返す 

(まふゆ)数え事が孕んだ熱 

(絵名)どこに送るあてもなく 

(瑞希)あわれな独り言を記している 


(まふゆ)電撃と見紛うような 

恐怖が血管の中に混ざる 

(奏)微粒子の濃い煙の向こうに 

黒い鎖鎌がついてきている 

(KAITO,)消去しても 消去しても 

消去しても 消去しても 消去しても 

消去しても 消去しても 消去しても 

無くならないの


(絵名)とうに潰れていた喉 

叫んだ音は既に列を成さないで 

(瑞希)安楽椅子の上 

腐りきった三日月が笑っている  もう

(KAITO,瑞希)すぐそこまで すぐそこまで 

すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで 

すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで 

なにかが来ている


(奏)大声で泣いた後 

救いの旗に火を放つ人々と 

(絵名)コレクションにキスをして 

甘んじて棺桶に籠る骸骨が また 

(KAITO,絵名)どうかしてる どうかしてる 

どうかしてる どうかしてる どうかしてる 

どうかしてる どうかしてる どうかしてる 

そう囁いた 


(瑞希)未来永劫誰もが 

救われる理想郷があったなら 

(まふゆ)そう口を揃えた大人たちが 

乗りこんだ舟は爆ぜた 

(KAITO,まふゆ)黒い星が 黒い星が 

黒い星が 黒い星が 黒い星が 

黒い星が 黒い星が 黒い星が 

彼らを見ている 


(KAITO,瑞希)哭いた閃光が目に刺さる 

お別かれの鐘が鳴る 

(KAITO,まふゆ)神が成した歴史の 

結ぶ答えは砂の味がする 

(KAITO,絵名)死んだ変数で繰り返す 

数え事が孕んだ熱 

(KAITO,)誰かの澄んだ瞳の 

色をした星に問いかけている


(まふゆ)手を取り合い愛し合えたら 

ついに叶わなかった夢を殺す 

(奏)思考の成れ果て 

その中枢には熱異常が起こっている 

現実じゃない こんなの 

(まふゆ)現実じゃない こんなの 

(絵名)現実じゃない こんなの 

(瑞希)現実じゃない こんなの耐えられないの


(KAITO)とうに潰れていた喉 

叫んだ音は既に列を成さないで 

安楽椅子の上 

腐りきった三日月が笑っている もう 

すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで 

すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで 

すぐそこまで すぐそこまで

なにかが来ている