(一歌)まだ青くて拙い 脆くて足りない
小さくて弱くてどうしようもない
(レン,一歌)僕だ
(一歌)知りたかったんだ
(レン)成功と失敗 マルとバツの境界線を引く
(一歌)としたらどこだろう
(レン)それじゃあバツがマルになって
失敗を乗り越えたとしたら
(一歌)それをなんと呼ぶんだい
いつか名前をつけよう
(穂波)夢は叶わない 願いは届かない
(志歩)だから歩くのを止めてしまうのか
(レン)努力は報われない 誰も認めてくれない
(咲希)だから走るのを止めてしまうのか
(一歌)止まってしまうのか
(一歌)辞めてしまいたい理由なら
10も100も1000もあった
(レン)でもその全てが
ちっぽけに見える一つがあった
(一歌)逃げ出すための言葉なら
飽きるほど浮かんだ
(レン,一歌)でもそれを零さないだけの
輝きがあった
(一歌)知りたかったんだ
(レン)明日と今日の
大人と子供の境界線を引く
(一歌)としたらどこだろう
(レン)大人になったらあれに成りたいって
みんな言うんだけれど
(一歌)じゃあ何にもなれないんだろうか
今日の僕は
(一歌)三年前 誰かが夕空に投げた言い訳は
(レン)もう忘れた 必要のない言葉だ
(一歌)いつか口ずさむ歌にでもしよう
(レン)道標なんてない誰も教えてくれない
(一歌)だから足跡は交わったんだ
出会えたんだ
(一歌)壊してしまいたい夜なら
10も100も1000もあった
(レン)でもその全てを飛び越える
羽を持っていたんだ
(一歌)あの日始まった物語は
どこに向かうんだろうか
(レン)明日からの僕に課す宿題が
増えたみたいだ
(一歌)横一列でスタートを切った
(咲希)あの日の僕らはもういない
(穂波)君の行く場所に
(志歩)僕の行く場所に
(一歌,咲希,穂波,志歩)それぞれは必要ないから
(レン,一歌)いくつもの挫折を超えて
いくつもの冬を超えて
(穂波)花が開くように
(志歩)青い宝石が輝くように
(レン,一歌)だって 見つけたんだ
眩しくて仕方ないんだ
(咲希)その光の正体は…
(一歌)辞めてしまいたい理由なら
(一歌,咲希)10も100も1000もあった
(レン,志歩)でもその全てが
ちっぽけに見えたのはどうして
(レン,一歌,咲希)あの日始まった物語が
向かう先で僕ら
(レン,穂波)見つけた光を照らし合わせて
答え合わせをしよう
(レン,一歌)思い思い描くたった一つの
(一歌)青く光る一瞬の煌めきを