(ルカ)泣いてるの？ 怒ってるの？
幼い声が問う
(愛莉)心配いらないよ 笑えてるよ
返事は宙に浮くだけ
(みのり)あの日描いたもの 夢の色
しだいに濃くなる
(雫)1人じゃないことも分かってるよ
横を見ている
(遥)ふと振り返る 遠くなっていく
(ルカ)分かれ道はまるで
ジオラマに馴染んだ思い出のよう
(遥)いざなったクローバー
(雫)この場所を選んで
(ルカ,遥,雫)輝くステージに立っている
(みのり)共に行くあなたの手
(愛莉)掴んだその手が痛くないようにと
(ルカ,みのり,愛莉)願っているから
(全員)かじかんで かじかんで
その度に温めて
(ルカ)煌めくライトも 落ちる影も
全て愛していたいから
(全員)泣かないで 泣かないで
そのために側にいる
(愛莉)震える指にこの手を添えて
今 鍵を開けるまで
(遥)やがて背負うもの 託す音
輪郭は濃くなる
(愛莉)1人じゃないことも分かってるよ
前を見ている
(みのり)ふと振り返る 見えなくなっていく
(雫)分かれ道はまるで
写真立てにしまった記憶のよう
(ルカ)いざなったクローバー
(遥)その葉を手に取って
(ルカ,遥,雫)新たなステージを待っている
(みのり)共に行くあなたの目
(雫)見つめたその目の
(愛莉)星が褪せぬように
(ルカ,みのり,愛莉)願っているから
(全員)眩しくて 眩しくて
その先に手を伸ばして
(愛莉)触れたものも受けた傷も
全て憶えていたいから
(全員)負けないで 負けないで
そのために側にいる
(ルカ)隔たりの奥 見えない世界まで
届いてほしい夢
(ルカ)泣いてるの？ 怒ってるの？
幼い声が問う
(愛莉)心配いらないよ 笑えてるよ
返事を歌にして届けていく 今
(全員)微笑んで 微笑んで
優しさをその頬へ
(みのり,愛莉)煌めくライトも 落ちる影も
全て持っていくから
(全員)乗り越えて その先へ
ただ前へ歩いていく
(遥,雫)震える指にこの手を添えて
今 鍵を開ける
(愛莉)錆び付いていても消えない色で
今 ドアを開ける