最終更新日:2024.6.7

カゲロウデイズ
作詞・作曲:じん

歌:
初音ミク
星乃一歌(CV.野口瑠璃子)
天馬咲希(CV.礒部花凜)
望月穂波(CV.上田麗奈)
日野森志歩(CV.中島由貴)





(一歌)8月15日の午後12時半くらいのこと
(咲希)天気が良い
(ミク)病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた


(一歌)「でもまぁ夏は嫌いかな」
(ミク)猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた

(一歌)あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは
(ミク,一歌)赤に変わった信号機

(一歌)バッと通ったトラックが
君を轢きずって鳴き叫ぶ
(ミク)血飛沫の色、
君の香りと混ざり合ってむせ返った

(ミク)嘘みたいな陽炎が
「嘘じゃないぞ」って嗤ってる
(一歌)夏の水色、
かき回すような蝉の音に全て眩んだ


(咲希)何度世界が眩んでも
陽炎が嗤って奪い去る。
(穂波)繰り返して何十年。
もうとっくに気が付いていたろ。
(志歩)こんなよくある話なら
結末はきっと1つだけ。
(一歌)繰り返した夏の日の向こう。

(ミク)バッと押しのけ飛び込んだ、
瞬間トラックにぶち当たる
(一歌)血飛沫の色、
君の瞳と軋む体に乱反射して
(ミク)文句ありげな陽炎に
「ざまぁみろよ」って笑ったら

(一歌)実によく在る夏の日のこと。
そんな何かがここで終わった。



(一歌)目を覚ました8月14日のベッドの上
(志歩)少女はただ
(ミク)「またダメだったよ」と
一人猫を抱きかかえてた





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