モナリザの視線
モナリザの視線
「読む目・読まれる目」(著者・遠藤利彦氏)という、視線の専門書籍があるんですね。
絵画のモナリザの微笑み。
この絵画の特徴は、見る人がどこから見ても視線が合うような気がする。というのがあります。
アイコンタクトがあるため、見つめられているような感じがするんですね。
笑顔が魅力的かどうか。
これは、笑顔を見た人が決めることです。
つまりモナリザが未だに評価されるのは、視線も理由のひとつと言って良いでしょう。
自分勝手な微笑みではなく、相手への微笑み。 それは視線が重要なわけです。
また、ポール・デルボーの描く女性は決して目を合わせることがなく書かれています。
これとモナリザにについてこう書かれています。「モナリザにおけるような、(画中人物の)目と(鑑賞者の)めとのあいだの密なる感情的なコミュニケーションを、むしろ、きっぱりと拒絶する。そして、それが、冷たく張りつめた時空の無機質な広がりを、私たちの目と心にいっそう強く印象づけることになるのである。」