私は初期臨床研修医を終えた後は、
福岡大学の形成外科に入局しました。
私は時折、福岡大学形成外科のホームページを見て、
同期の頑張っている様子を見たり、
ご指導してくださった先生を思い出します。
ということで、おもひでを書きます🦪
福岡には、九州大学、久留米大学、産業医大、そして福岡大学と四つの大学病院があり、
それぞれに形成外科があります。
福岡大学の形成外科は、
本当ーーーっに沢山の症例に恵まれていまして、
そこで過ごした一年は本当に勉強になりました。
今の、私の形成外科医としての礎的なものは
この時期に刻まれたと思いまっする
週3回大学の当直してまして、
わたしは結構引くタイプでして、
急患が来るわくるわで、
たくさんの外傷を経験させてもらいました。
そして、小児の先天奇形もたくさん症例があり、めちゃくちゃ勉強になりました。
本当に子供の患者さんが可愛くて、それに癒されていたなあ
手術前には、こういう流れでオペをするという風に自分で絵を描いてプレゼンをしていまして、
オペの勉強にいつも追われていました。
そのカンファの準備と、毎日の病棟業務と、
ヒィーヒィー言いながらなんとか一年乗り越えました(一人暮らしの部屋を借りていましたが、あまりにもきつくて実家に出戻りました)
毎日をこなすのに手一杯で、
全く余裕がなかったと思います。
常にイライラしていました(病棟看護師さんごめんよ)。
当直中に、目が覚めて、天井に🪳がいると思って飛び起きたり(本当にいたのかもしれぬ)、
横入りしてきた車のお礼のハザードランプを見て涙が流れたり🥲して、
完全に精神的には不安定だったなあと今考えますと思いますが、
一所懸命に駆け抜けたあの一年は、必要な修行だったなあと思います
「形成外科は形と機能を創る外科」という風にホームページのトップには書いてあります。
身が引き締まりました
形成外科一年目の頃のような、あの初々しい思いでいられてるだろうか
おごったり、慢心していないだろうか…
たくさんのご指導して頂いた先生に胸を張れる診療を出来ているかと、自分に問いながら
今後も形成外科医として綺麗な機能的な形を作るために頑張ろうと思いました
患者さんにとってははじめての手術のことの方が多いのだから、
あらゆる想定をして、それに対応できるよう、準備をして、真心を込めて、診療していこうと改めて思いました
写真は
余った餃子の皮でピザを作ったときのものです。
体のキツさが、
いいような悪いようなずっと続いていまっす。