大学病院と美容外科クリニックで働く
形成美容外科医やまもとさとるです

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【大人のクマ治療】として

とても効果の高い表ハムラ手術ですが

ただの脱脂術に比べると

範囲の広い複雑な手術になるため

いくつか注意点があります

 

見た目の問題以外で、機能面で術後に困る可能性があるのが

この下眼瞼外反、いわゆるアッカンベー状態です

目が乾いたり、そのために涙が出たり、乾燥して異物感を感じられる場合があります

原因としては上記の通りです。

①術後の浮腫

筋肉や粘膜側の腫れによってまぶたが浮いた感じが出ます

2週間から1ヶ月程度で改善します。

②眼輪筋の麻痺

まぶたを閉じる筋肉ですが、ハムラ手術では非常に重要な要素で

この筋肉を処理することで、クマを改善しまぶたを引き締めます。

術後の影響で一時的に筋肉の動きが弱くなるため、

これも外反の原因になります

③皮膚の緊張

シワを切除して皮膚をピンと張らせるので

程度によってはまぶたが浮くような力がかかります

時間が立つと多少緩んで来ることがほとんどです

 

 

上記の通り、ほとんどの場合は時間が経つと改善します。

ごくまれに、改善しない場合もありますので

そのような場合は修正手術が必要になることもあります。

 

術後のフォローは非常に重要なので、

治療を受けられた後にはご面倒かもしれませんが、

必ず診察に来ていただけるようにお願いしております。 

目の下のたるみ治療の手術
目の下のクマ治療の手術
30万円〜(内容に応じて)
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Risk:血腫 感染 左右差 など
この記事は特定の手術を万人におすすめするものではありません。
担当医と手術適応についてよくご相談ください。


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美容治療:【金】加藤クリニック麻布 0120-112-096
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【大人のクマ治療】として

とても効果の高い表ハムラ手術ですが

ただの脱脂術に比べると

範囲の広い複雑な手術になるため

いくつか注意点があります

 

その一つが、術後の内出血の範囲です

クマ治療なのにこんなに広い範囲に?と思われるかもしれませんが

ハムラ手術というのは下瞼と頬までの治療なので

ほうれい線にまで内出血が降りてくることがあります

 

内出血や腫れは意外としつこいので

ベストコンディションになるまでは①ヶ月以上かかると思っておいたほうが良いです

マスクをしていれば気にならない範囲ですが

お食事会などは気になるかもしれません

 

あくまで目安です。

個人差があります。

少し長めに見積もっておいて損はないと思います。

 

個人的には、アンチエイジングの治療に関しては

恥ずかしいことではないので

ダウンタイムも気にされないでください、と言いたいところですが。。。

参考にして頂ければと思います。


 

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これまで何度も解説してきた

クマ治療の選択肢ですが

やはり診察に来られる方にも自分がどの治療を受けたら良いかわからないとのことで

簡単なフローチャートを作りました

 

ご自身のくまの種類については

検索すればたくさん出てくるかと思いますが

原因が1種類ということはあまりなく

殆どの方がいろいろな原因でクマが出来ているものです

 

その中でどの要素が大きいか、

どの要素が効率よく治療できるか、

というのが大事です

 

手術適応のクマとしては

まず仰向けになって改善するようなクマ、と説明しています

 

意外と、アンチエイジングの手術としては

脱脂術だけで効果十分な方は少ないです

 

お鏡を見ながら、ご自身の治療の参考になさってください。

 

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目の下のたるみ治療

目の下のクマ治療が

脱脂だけでなく

ハムラ法なんてものが必要な理由

一言でいうと

クマの溝を作っている靭帯があり

これを浮かせて

目の下と頬のつながりをふわりと滑らかにしたほうが良いからです

 

前回述べたとおり

クマの原因は大別して4つ

①皮膚のたるみ

②脂肪の膨らみ

③皮膚の溝(靭帯)

④頬のヤセ・凹み

に分けられます


ハムラ法とは、

③皮膚の溝(靭帯)を浮かせて

その下に目の下の過剰な脂肪を移動させて

ふわりと皮膚を浮かせて

目の下と頬を滑らかにする方法なのです

 

狭い術野からこの操作をするのは難しく

脂肪の固定法についても様々な方法が提唱されています

 

ほぼ全員がそうですが

上を向いたときや

笑顔になったとき

目元に力が入ったときに

クマが特に強調される方には

ハムラをおすすめいたします

本来は皮膚のたるみも合わせて治療したほうが良いですが

ダウンタイムが長くなるのと

やはり皮膚を切るのに抵抗がある方が多いです

この程度の皮膚のたるみなら

皮膚を切らずに

裏側の粘膜からアプローチする裏ハムラでもなんとかなります

なんと言っても表側に傷がないのは

患者さんにとっては受け入れやすいと思います

皮膚のたるみが強い場合には

脂肪の調整だけ行うと

むしろ皮膚のたるみが強調されてしまうこともあります

 

皮膚のたるみが強いなら

潔く、皮膚のたるみも切り取る「表ハムラ」

をおすすめいたします

 

 

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様々な種類があってわかりにくい

目の下のクマ・たるみ治療

ひと目で分かるように図解しました。

 

目の下のクマ・たるみの原因は大きく分けて

①皮膚のたるみ

②脂肪の膨らみ

③皮膚の溝(靭帯)

④頬のヤセ・凹み

の4つです

 

クマ・たるみの原因が

このうち幾つ該当するかによって

治療法を選択することになります

10-20代で若年から

クマが目立つ場合には

単に②脂肪の膨らみが強いだけのこともあり

その場合は脱脂術だけで良いでしょう

若くても

③や④がもともと強い場合もあり

①皮膚のたるみはないことが多いので

その場合は裏ハムラがおすすめされます

40-50代で徐々に

皮膚のたるみが強くなってくると

脂肪や靭帯の調整だけでは

中身のボリュームだけがなくなり

皮膚のたるみがむしろ強調されてしまうこともあるので

その場合は皮膚のたるみを取ってリフトさせる

表ハムラが適していることになります

ほほ全体のリュームが不足している場合には

これらに加えて

脂肪注入などを行ったほうが

より若々しい元気な印象になります

 

 

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最近CMも流れている

目の下くま治療

 

切らないクマ取り手術とよく言ってたりしますが

(皮膚は)切らないクマ取り手術であって

(結膜は)切って脂肪を取るので

『経結膜下脱脂法』『経結膜脱脂術』になります

 

よく調べている方は

『ハムラ法』もご存知だと思います

 

『脱脂術』と『ハムラ法』はどちらも目の下のクマの治療なのですが

やっていることはかなり違います

 

『脱脂術』は脂肪を取るだけなので

比較的かんたんに(と言っても突き詰めれば奥は深いです)

できますが

 

『ハムラ法』は一段難しく

範囲も広い手術になります

 

詳しくは次回お話しますが

上を向いたり

笑顔になったときに

クマが強調される場合には

特にハムラ法が必要で

脱脂だけでは却って溝が強調される場合もあります

 

 

目元は

若く見える、という自己満足感だけでなく

他者にも、元気で若々しい、感じの良いポジティブな印象を与える

非常に重要な部分です

 

 

裏ハムラ法が適しているのは

このようなタイプの方です

 

 

 

 

 

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大学病院と美容外科クリニックで働く

形成美容外科医です

 

これはめちゃくちゃ聞かれます。

ので、説明しますね。

 

学会のガイドラインに定められている診断基準を

シンプルにするとこうなります

 

注意してほしいのは

概ね眼瞼下垂を気にされている方というのは

実際にある程度は眼瞼下垂の傾向があり

それを額の筋肉で眉毛を持ち上げて

瞼の開きにくさをカバーしているのです

(額にシワができているはずです)

 

本来は額の筋肉を使わず(額にシワを作らなくても)

眉毛がリラックスした位置にあっても

瞼が自然に開いているのが理想なのです

 

目を閉じてリラックスして

その状態で眉毛を手で抑えて

そのままゆっくり鏡を見てください

その状態で瞳孔の正中から瞼の縁の距離が

どの程度あるのかをチェックしてみてください

 

 

非常に重要なことですが

別に瞼の開きが小さくなっていても

全員が手術をする必要はありません

(ある程度のご年齢の方は全員瞼の開きは低下しています)

問題は、それで実際に不都合や不便が生じているか

瞼のせいで何らかの症状があるのか

それを手術してでも解消したいのか

手術すれば本当に良くなる見込みが高いのか

なのです

ここをしっかり、医師と相談するようにしてください。

 

 

皆さんやはり手術は怖いので悩まれると思います

決して、無理に手術を焦る必要はありません

ただし

知っておいたほうが良い点の一つは

眼瞼下垂を放置していると

額に力が入りっぱなしになり

どんどんシワが深く刻まれ、取れなくなっていくことです

早めに眼瞼下垂の治療を受けると

額のシワについてはかなり改善と予防効果があります

 

 

以前学会で

生まれつきの重たい二重は全員

保険の眼瞼下垂症手術の適応として良い

と仰っている先生が居られました

 

ガイドラインの文言をそのまま解釈すれば

私も同じ意見です

 

実際には

ガイドラインの条件を満たしていても

その症状がかなり強くなければ

保険ではなく美容外科に案内されることが多いように感じています

 

医師ごとに

あるいは施設ごとに

統一された明確な基準はなく

かなり曖昧に判断されている部分が現状ではあります

 

ネットには様々な情報があり

その真贋は判断が難しいので

お悩みであれば

専門の医師にご相談されるのが早いと思います

 

以上、眼瞼下垂についての解説でした

個人的な意見も含めての解説でしたので

先生方からは異なったご意見もあるかと存じます

また追加で補足などあれば

随時解説させて頂きます

 

 

眼瞼下垂症手術
Risk:左右差、血腫、過開瞼、眼瞼下垂など
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大学病院と美容外科クリニックで働く

形成美容外科医です

 

Instagramで眼瞼下垂症手術について

保険と美容の違いをたくさん質問されたので

解説していきます

 

少し境界が曖昧な分野もあり

個人的な見解も含めて説明していきます

 

医師の方は

ご意見ご指摘など

いただければ幸いです

 

前回に続いて、ちょっと細かい話をしていきます

保険診療と美容外科で働く自分としては

ここはかなり大きい違いを感じています

自分はどちらでも同様に手術するようにしていますが

美容外科のほうが手術として工夫できる幅が広いのは事実です

 

また

患者さんの希望に応じて

手術の妨げにならない範囲で

緊張や血圧の上昇を抑える薬を使えることは

患者さんの気持ちが楽になるだけでなく

術中の出血が抑えられ

手術がしやすく早くなり

結果として腫れが少なく、ダウンタイムも軽減されるように感じています。

このようなお薬を使うと

術後に完全に目が覚めるまでお休みいただく必要があるため

概ね1-2時間ていど横になっていただくことが可能です

このようなサービスは、

なるべく多くの患者さんを治療しなければならない

保険診療の総合病院では現実的には難しいのです

 


保険診療の良いところの一つは

ビジネスと切り離した

診断、治療が受けやすいところです。

保険診療に全く医師の利害関係や思惑が絡まないわけではありませんが

ある程度はフラットな診断・治療が受けられるのはメリットと思います。


但し、美容外科が全体として

お金儲け主義という訳ではなく

必要十分な、正しい医療としての美容外科を

提供されているクリニック、先生方は沢山いらっしゃいます。

(私もそういった先生方に倣いたいと思っています

 

一方で

美容外科の手術は高額な治療を自己負担で受けていただく以上

より患者さん側の期待値が高くなるのは事実ですし

また一例一例に自分の評判、クリニックの評判が左右されかねないため

ある面では保険診療よりもシビアな世界で

手術に臨まれている先生が多い、という側面もあります。

以上、語り尽くせない保険診療と美容外科の違いの一部について

その一端をかんたんにまとめてみました

 

結局

保険診療と美容外科、どちらがどう、

という境界はなく

非常に曖昧な部分もあると思います。

 

美容外科のほうが完全自己負担である分、

適応範囲が広く

また使えるオプションも豊富ですが

高額であることが必ずしもクオリティを保証するわけではないです

 

結局は

保険がどう、美容がどうとかよりも

先生次第ですので

信頼できる先生を探すことが

コストよりも重要だと思います

 

 

次回も眼瞼下垂症手術の

保険診療の適応について

解説していく予定です

 

眼瞼下垂症手術
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形成美容外科医です

 

Instagramで顎変形症について

保険と美容の違いを解説したところ

 

それより眼瞼下垂の違いがよくわからん

私は保険適応なんですか

などの

問い合わせを非常に沢山頂いたので

ここで解説していきたいと思います

 

少し境界が曖昧な分野もあり

個人的な見解も含めて説明していきます

 

医師の方は

ご意見ご指摘など

いただければ幸いです

一般論では

瞼を開く機能改善が目的なのが保険治療

見た目の改善が目的なのが自費診療

とされておりますが

 

僕の考え

機能美を目指すのが保険治療

機能美+患者さんの好みまで追求するのが自費診療


 

「機能美」という言葉がとても好きなのですが

顔の手術に関しても当てはまると思っています

特に

楽にスッキリと開く重さのない瞼は

結果として美しい瞼になるはずです

手術のときにはこれを強く意識して手術するようにしています

瞼の手術をする医師は誰でも

機能美を意識した手術をしている、と信じたいところですが

初回手術のあと

保険治療だから目が開けばよいのだから

形はさほど考慮しなくてもよい、

と言われてしまった患者さんの

修正の相談を受けることはあります。。

 

一方、

瞼の形には機能美とは別に

患者さんの「好み」があります

細かい「好み」まで反映させるのは

本来の保険治療の目的から逸脱することになります。

 

例えば

非常に細かい左右差やラインの修正

二重の形(末広や平行など)の修正

のために目頭切開までやるのは

かなり保険では厳しいと思います。

※瞼の開きのために必要なら話は別です。

患者さんの好みや細かい修正まで

追求することは大前提ですが

やはり医師、プロとして

あくまで「素人」である患者さんに

機能美、普遍的な美しさ、を提案することも重要と考えています

 

次回も眼瞼下垂症手術の

保険診療と美容外科の違いについて

さらに解説していきます。

 

眼瞼下垂症手術
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瞼の手術を検討されている方にとって
ダウンタイムは最も気がかりなのではないでしょうか。

SNSでは非常に腫れの少ない症例もたくさん出てきますが
全ての症例で、奇跡的にダウンタイムが小さい手術ができる先生は居ないと思います。

Googleで『眼瞼下垂 ダウンタイム』と画像検索すると
非常に様々なパターンの経過が出てきます。

私も今回、非常にダウンタイムが小さい、
腫れの少ない症例を紹介しておりますが、

大学病院では保険治療の患者さんを、
クリニックでは美容の患者さんの手術を行う中で、
患者さん一人ひとりによって経過が異なり、日々勉強させていただいております。

ダウンタイムを少しでも抑えるために
工夫していることを紹介致します。
もちろん、丁寧に手術を行うことは大前提でのお話です。
 

 

 

①血圧
普段から血圧の高い方、
手術で緊張して血圧が上がってしまう方は
術中に出血しやすく、止血に時間もかかり、結果腫れやすくなります。

全ての場所では行っておりませんが、可能な施設では
術前に血圧の上昇を抑える薬を使ったり
リラックスするお薬を点滴で使って血圧を抑えるようにしております。

ダウンタイムを抑えたい方はぜひその辺りもご相談ください。
 


②局所麻酔
丁寧な手術、に含まれてしまいますが、
局所麻酔の使い方は非常に重要だと思っています。

少しずつ、丁寧に、皮膚や筋肉など1層1層ごとに
必要な量だけを使うようにしています。

少なすぎれば痛みが残り
患者さんの血圧の上昇に繋がり
よろしくありません

多すぎれば
局所麻酔自体で組織が腫れてしまい
仕上がりに影響を与えたり
あるいは腫れとして一定期間残ったりします

丁寧に必要十分な最小限の局所麻酔を使うと
血圧が上がりにくく
出血も少なく
手術も早くなり

結果として腫れが抑えられ
ダウンタイムも軽減されます。

 

③手術計画
手術が丁寧であることは大前提として

手術の前の計画が綿密で正確であれば
手術時間も短くなり
ダウンタイムも軽減されます

術中に迷ったり
Try and Errorが多くなれば
腫れも強くなり
ダウンタイムも長くなります

 

 


患者さん側の要素の方が大きく、
体質や血液の傾向でダウンタイムは変化してしまいますし
術後管理も非常に重要です。

術前・術中・術後までベストを尽くすのはもちろんですが、

カウンセリングの際に
診察や手術計画によって
予想されるダウンタイムをお伝えできるように努力しています。
 

銀座よしえクリニック
0120-398-885
瞼のたるみ取り手術 30万~50万程度(内容に応じて変化)

Risk:左右差、血腫、過開瞼、眼瞼下垂など
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