保険・美容で行われる骨切り手術について紹介しています。

今回は少しマニアック、でも顎変形症学会では非常に重要なトピックになっている
”PCR”のリスク因子についてお話します。
【Progressive Condylar Resorption】
進行性下顎頭吸収

PCRとは?については@prs_strから
小顎症・下顎後退では矯正・骨切り手術の際に
このPCRによって後戻り・変形が生じることがあり
見逃さずに治療計画を立てることが必要です

PCRは明確な原因が不明とされており
現在研究が行われているところです

現状分かっているものでは
・10〜20代
・もしくは50代以降
・女性
・リウマチなどの自己免疫疾患
・小顎症
・顎を前に動かす顎変形症手術
・下顎角の角度が大きい
・ステロイド剤の服用
・下顎の強い外傷の既往
が挙げられています

10〜20代女性は骨切り手術の最も多い患者群であり
骨代謝に大きく関わる、女性ホルモンがおそらく関係していると思われます

小顎症・下顎後退と下顎角の角度の大きさについては
おそらく物理的な負荷が原因と考えられます。
これらはPCRによって更に悪化するため
負のループとなります

下顎の強い外傷については
関節軟骨が傷つく為と考えられており
記憶に残っていないような外傷が関連している可能性もあります

とはいえ
諸説ありますが、PCRは現状では
まれな疾患と考えられており
これらのリスクがあったとしても過剰に心配する必要はありませんが
骨切り手術で顎を前に出す計画の場合には
注意が必要です
image

#骨切り
#骨切り手術
#顎変形症
#顎変形症手術 
#歯科矯正
#東海大学病院
#形成外科
#口腔外科
#美容外科
#ごぼ口
#口ごぼ
#ガミースマイル
#しゃくれ
#受け口 
#受け口矯正 
#小顎症
#下顎後退
#eライン 
#eライン美人
#横顔美人 
#開咬
#顎関節症 
#顎関節症改善 
#顎関節症治療 
#面長
#輪郭整形
#小顔整形
#加藤クリニック麻布 
#銀座よしえクリニック