コロナワクチン接種が始まりましたね。
昨日のラジオでは、5/26現在、全国で780万人が1回は接種を完了しているそうです。
え!そんなに受けてるの?と思いましたが、これでもまだ人口比率では一桁台なんですって。
都道府県単位では和歌山県が接種率1位で17%だったと思います。すごい、順調!
私たち世代にもあっという間に順番回ってきそうなので、打つか打たないかも含め検討し始めたいなぁと思います。
ところで、今話題のワクチン打ち手不足問題。
神奈川県では医師、看護師に加えて歯科医師が参加していることもニュースになりました。
どうやら今後は救命救急士、臨床検査技師などに対象を拡げて打ち手を確保するそうです。
でも、思いませんか?
なぜ獣医師は対象外なの?と。
まず、上に載せた菅首相の記事発行日は5/25ですが、検索したら5/20の河野大臣の記事が見つかりました⇩
この記事内容を一部抜粋しますが、大臣の口から獣医師が出てきています。
――検討対象は薬剤師以外もあり得ますか。
(河野大臣)
色々あると思います。医学生、看護学生のほか、獣医師、臨床検査技師という話もあります。
このインタビュー時点で対象者が5つあがりましたね。
①薬剤師
②医学生
③看護学生
④獣医師 ⬅
⑤臨床検査技師
です。
そして5/24には、菅総理が記者団の前で、打ち手候補として
⑥救命救急士
に言及したこともわかっています。
ここから協議を経て、歯科医師に続き
⑤の臨床検査技師と⑥の救命救急士が!
打ち手として特例措置を受けることになりました!
…獣医師は見事に消えました笑
それはなぜなのか。
ここからは私と長女の考察です。
●獣医師法の高い壁
→そもそも人間を診たら罰せられる職業なので、獣医師と言えどもヒトへの医療行為の壁が高い。
●厚労省管轄と農水省管轄という省庁の壁
→コロナに関することはすべて厚労省が担っているので、ここで農水省管轄の獣医師がしゃしゃり出るのは色々な面で難しい。
厚労省に免許登録している職業から駆り出すことは、スピードを求められてる今、1番効率的かつ合理的だから。
●人間と動物を一緒にするな!というヒトの思考回路の壁
これ、長女だけがめちゃめちゃ主張してて笑いました
👩「御長寿世代は動物愛護法なんてくそくらえ世代だからさー。
動物の医者のくせに人様に注射なんかするな!オレに触るんじゃない!!とか騒ぐよ絶対」
…すごい偏見(笑)
でも、言いたいことちょっとわかる。
(わかるんかーい)
長女はこうした『動物側に肩入れした人間偏見』をよく発言しますが、それがほんと面白いです。
かつて
「動物側の発言多いですねー」と言ったら
👩「人間もただの動物だよ。
哺乳類サル目ヒト科。
ヒトだけが偉いんじゃない」
と言われ、はいはいはいはい…となりました😁
まぁ、こんなわけで獣医師がコロナワクチン打ち手になることはなさそうですね😊
ちなみにアメリカでは、今年3月から獣医師も打ち手になってるそうです。