朝ごはんと言えるほど早い時間ではなかったけど。
もう10時過ぎてたし。
でも、平日のこの時間で、まだ夏休み前だったし、向かった地元のカフェは人もいなくて、マスターがおじいさんでとても居心地がよかった。
コーヒーがとてもおいしくて。
このままゆっくりここで本でも読んでいてもいいくらい。
マスターのおじいさんは、じゅんくんが誰かは知らない様子だし、全くこちらに興味がないようで
でも、にこにこして、
「旅行?いいね。楽しんで行ってね。」
なんて言ってくれるからうれしくなった。
お店を出るときに
「また来てね。」
と言ってくれて。じゅんくんと二人、顔を見合わせ笑顔で
「はい、きっと」と答えた。
連れて行きたい場所があるからといって、ナビされた場所は、ガラス工房だった。
夫婦でガラス作家をやられている方の工房で、特に観光客向けに体験とかをしているわけではなかった。
「ここ?」
と聞くと
「そう。ここ。以前に仕事でお世話になった方の工房なんだ。いこう」
「こんにちわ。おじゃまします。岡田です」
といって入っていく後を追って私も工房の中へ入って行った。