世界には面白い研究をしている人たちがいるものです。
オーストラリアの科学者の方によればイリエワニという種類の鰐は片目を開けたまま眠ることができるそうです。
周囲の脅威を察知するための能力との事です。
「スゴイ!」という気持ちと「だからどうしたの?」という疑問が同時に浮かんでしまう研究ですが
真剣に考えてみると不思議ですよね。
人間でも目を半開きにして眠る人がいます。
電車に乗っていればよく見かけますよね。
でもその人は何も見えていません。
イリエワニは片目を開けている時にその目は見えているのでしょうか。
本当に周囲の脅威を監視しているのでしょうか。
答えはYes。
イリエワニは脳すらも半分だけ眠って半分だけ起きた状態にできるそうです。
スゴイ能力ですね。
それに比べて人間は無防備な生き物です。
そんな人間ですが寝ている間は目を瞑るのが普通ですが耳はふさがることがありません。
つまり寝ている間も周囲の音を聞くことができるという事です。
でも脳が眠っていてはそれもできません。
イリエワニは脳が半分起きた状態という不完全な眠りの中で片目を開けながら周囲に注意を払っています。
やっぱり不思議ですね。
寝ている間も片目を開いて周囲に注意を向けているなんて。
ゆっくり眠れてるのかな。
イリエワニにも
たまには両眼を閉じてゆっくりと夢でも見ながら眠ってもらいたいと思ってしまいますね。