花火大会と言えば誰もが楽しみにしている夏のイベントですが
その影でゴミの問題という側面を持っていることも事実です。
多くの会場ではゴミを持ち帰るようにアナウンスしていますが
今日はゴミの持ち帰りを要求しないという「なにわ淀川花火大会」の話です。
「なにわ淀川花火大会」は来場者数が60万人という大きな花火大会ですが
会場の内外にゴミ箱を設置しているという珍しい花火大会でもあります。
もちろん撤去を含めた費用は運営側が捻出しています。
ゴミは来場者自身に持ち帰ってもらうようにすれば様々な負担を軽減できるのに
なぜここまでして自分たちでゴミの片づけをしようとするのでしょう。
その答えは全て「会場から外へゴミを出してもらいたくない」という考え方にあります。
過去の事例では会場から持ち出したゴミは結局のところ駅に向かう途中の道で廃棄されたり近隣の住宅に迷惑をかけることも多かったそうです。
実際、ゴミの持ち帰りを呼びかけたところでゴミを持って電車に乗り自宅まで持ち帰るのは無理があります。
会場にゴミが残らなくても別の場所で捨てられてしまうのなら
ゴミを会場から持ち出さず会場内で分別して捨ててもらい全て自分たちで片付けようという選択肢を選んだのですね。
実際の作業には多くのボランティアが集まり、
膨大なゴミは分別され処理されます。
さらに回収されたリサイクルゴミは資源として換金し寄付金に回しているというのだから素晴らしいですよね。
たびたび悩みの種となるゴミの問題に
責任感と思いやりの気持ちから生まれた画期的な方法で取り組み、解決に導いた心温まるエピソードに感動してしまいました。