スポーツの世界では、名プレーヤーが名監督になれる訳では無い。
営業の世界でも、訪問営業や電話営業(セールスコールセンター)では同様の事が言えるんです。
なぜかと言いますと、
訪問営業や電話営業では優秀な人材が多く在籍しており、会社の業績に大きく関係しています。
優秀な営業マンでも営業手法や人間性、過去の営業経験によって、即決タイプと多回訪問でプロセスを踏んで契約を取るタイプなど様々な方がいらっしゃいます。
トップセールスマンが名監督になれないタイプは、自分の経験を事細かに伝えて、それを押し付けてしまう方です。
そのやり方は肌に合わないという方は無論付いていけません。
そして、会社を退く事になれば、優秀な人材を逃してしまう事になるんです。せっかく多額のコストをかけて、人材採用と研修を実施してきたのに、人件費や時間も無駄になってしまいます。
逆に押し付けた事をそのままやり続ける営業マンには、柔軟性や考える力がありませんので、それ以上の期待は望めません。
トップセールスマンを育てる人材マネジメントとは、自分のやり方を教えても、
押し付けたりコントロールはせずに、営業成績と時間効率データをレビューし、カウンセリングを継続する事です。
自然に信頼関係が構築されますので、相談や助言の依頼をされる事は間違いありません。
そうなった時でもコントロールせずに、コンサルティングをして下さい。
多くの営業マンを抱えている方は、チームビルディングにも役立ちますので、早速実施してみてください。